俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯芝

2016-01-05 | 俳句・冬・植物




枯芝を歩く幼児のおぼつかな



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冬枯れの家の庭や庭園の芝生のこと。

枯芝は一面狐色となり、晴れると冬日をいっぱい受けてぬく

もりを感じさせる。

幼児二人を枯芝の上で遊ばせて母親らしき人が写真を撮っ

ていた。

幼児はよく歩くが、その足取りがおぼつかなかった。







子育て中の女性を交え、枯芝の上で女性だけが円陣を組ん

で話していた。

枯芝ならではの平和な情景であった。







広々とした枯芝の中で、ぽつんと一人で絵を描いている人が

いた。

自分だけの時間が流れているようであった。






枯芝に座るをんなの物思ひ



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コメント
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