5月に入り、毎週一度は学生たちが訪れてきている。
もちろん、同じメンバーではない。
第一週目は1年生たちが土砂降りの雨の中、お寿司づくりの手ほどきを受けに来た。
この週は忙しさのピークの真っ只中だったのだが、
「忙中閑有り」とまでは言わないにしても、なんとかなるものだ。
その次の日、彼らは自分たちのクラス発表で
自分達が作った寿司を参加者に振る舞い、
浴衣を着て「春が来た」を踊ったそうだ。
その後の授業で「春が来た」の「日本ダンス」(←彼らがそう言った)を
披露してもらった。
どう見ても春が来たというより、
「月が~出たでえた~ 月が~出たあ よいよい」
だった。
どこであの振り付けを覚えたのか・・・。
先週はいつもの懐かしの4年生たちだ。
もはや、ほとんど家族感覚。
本当はごちそうしたいところだったが、
この週も土砂降りの☂、買い物なんか行けっこなかったです。
というわけで
私が南昌に赴任したそうそう、彼女らが連れて行ってくれた
辛~い四川か重慶かの料理屋さんに出かけた。
以前より(辛~い)と感じなくなっている自分を発見。
なかなか美味しかった。
途中停電になり、グループ用個室から
普通の食堂大部屋に引っ越した。
ここでは、年に何度も停電になる。
大阪では計画的じゃない停電など、何年もないはずだ。
いつ、どこで停電になるか分からないという
緊張感を持って生活することは大切だと思う。
全て与えられて当たり前の生活に浸りきっている日本。
それは全然当たり前のことではないのだ。
第三週目の今日、
続々と学校に戻ってきている4年生の別の子たちがやって来た。
その中で初めて我が宿舎に来たのが、Aさん。
彼は3年生の時、
「日本人は周りに気を遣い、責任感を持つ民族」
という意見に異論を唱えた子だ。
「日本人は細かいことには気を配り、製品作りには責任を持つ。
それは否定しない。しかし、大きい視点で本当に責任感が強いとは
決して言えない。戦争への反省がないじゃないか。
私は日本人が憎い。日本語を学ぶのが苦痛でたまらない」
と彼は書いた。
私が答えられたのは1995年の「村山談話」だけだった。
小泉首相がいくら村山談話を踏襲しても、
靖国公式参拝をしたのでは
胸を張って「日本はきちんと反省しています」とは言えない。
そんな思い出があるAさんだが、
今日は
「マルクスは一つも間違っていません。
間違っているのは中国共産党です」
と言うではないか。
思わず我が若かったときがフラッシュバックした。
何か、話合うんだよね。
80後(バーリンホウ)世代とは。
もちろん、同じメンバーではない。
第一週目は1年生たちが土砂降りの雨の中、お寿司づくりの手ほどきを受けに来た。
この週は忙しさのピークの真っ只中だったのだが、
「忙中閑有り」とまでは言わないにしても、なんとかなるものだ。
その次の日、彼らは自分たちのクラス発表で
自分達が作った寿司を参加者に振る舞い、
浴衣を着て「春が来た」を踊ったそうだ。
その後の授業で「春が来た」の「日本ダンス」(←彼らがそう言った)を
披露してもらった。
どう見ても春が来たというより、
「月が~出たでえた~ 月が~出たあ よいよい」
だった。
どこであの振り付けを覚えたのか・・・。
先週はいつもの懐かしの4年生たちだ。
もはや、ほとんど家族感覚。
本当はごちそうしたいところだったが、
この週も土砂降りの☂、買い物なんか行けっこなかったです。
というわけで
私が南昌に赴任したそうそう、彼女らが連れて行ってくれた
辛~い四川か重慶かの料理屋さんに出かけた。
以前より(辛~い)と感じなくなっている自分を発見。
なかなか美味しかった。
途中停電になり、グループ用個室から
普通の食堂大部屋に引っ越した。
ここでは、年に何度も停電になる。
大阪では計画的じゃない停電など、何年もないはずだ。
いつ、どこで停電になるか分からないという
緊張感を持って生活することは大切だと思う。
全て与えられて当たり前の生活に浸りきっている日本。
それは全然当たり前のことではないのだ。
第三週目の今日、
続々と学校に戻ってきている4年生の別の子たちがやって来た。
その中で初めて我が宿舎に来たのが、Aさん。
彼は3年生の時、
「日本人は周りに気を遣い、責任感を持つ民族」
という意見に異論を唱えた子だ。
「日本人は細かいことには気を配り、製品作りには責任を持つ。
それは否定しない。しかし、大きい視点で本当に責任感が強いとは
決して言えない。戦争への反省がないじゃないか。
私は日本人が憎い。日本語を学ぶのが苦痛でたまらない」
と彼は書いた。
私が答えられたのは1995年の「村山談話」だけだった。
小泉首相がいくら村山談話を踏襲しても、
靖国公式参拝をしたのでは
胸を張って「日本はきちんと反省しています」とは言えない。
そんな思い出があるAさんだが、
今日は
「マルクスは一つも間違っていません。
間違っているのは中国共産党です」
と言うではないか。
思わず我が若かったときがフラッシュバックした。
何か、話合うんだよね。
80後(バーリンホウ)世代とは。