毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「音楽が戻ってきた」 2012年5月26日(土) No.357

2012-05-26 21:51:00 | 日記
 今日はこの2学期ではひっさしぶりの土日休み初日だ。
3,4,5月とずっと週末はパソコンで添削ばかりしていた。
夢にまで、添削した文が浮かんで
(しまった、あそこはもっといい言葉があったのに)とか、
まるでゴーストライターにでもなった気分だった。

それも、もう終わりだ。
作文コンクールに全員分応募した。
今度は主催者側が四苦八苦して読んでくれる番だ。
最低、意味が通じる文に整えることを目指した。
それだって簡単ではないのだ。
暗号解読みたいな文が次々と押し寄せてくるんだから。

今日は冬物をダンボール箱に仕舞い、
保存だけは毎日している「一日一分中国語ニュース」を一週間分まとめて読んだ。
その一週間分というのは
実は昨年(2011年)4月のものだ。
(取りあえず保存しておいて、後で・・・)
と思ったら、いつの間にか一年分が溜まりに溜まってしまったんである。(+。+)
久しぶり過ぎて新鮮感があったなあ。

夕方はソファーに寝そべり、
まずサッチモ、続いてポーグス(THE POGUES)を味わう。
仕事に追われていないと、歌がしみじみ胸に入ってくる。
『THE BAND PLAYS WALTZING MATILDA』の歌詞をじっくり聴き、歌詞カードを読む。
何回聞いてもいいなあ。ホロリ。
すごい歌詞を書いているシェーン(Shane MacGowan)は
大阪公演では、ちょっと歌っては楽屋で一寝入りし、
また30分したら出て来て歌う、といったスタイルだった。
彼は誰もが認めるアルコール依存症だ。
しかし、大阪公演でシェーンは、
アルコール依存症の人間もミュージシャンとして立派にやっていけるということを示した。
だってこのポーグス、ボーカルが何人もいるし、楽器も変化に富んでるから
たとえ、シェーンが1時間寝ていてもステージはちゃんと存続するだろう。
それにお客さんたちもすばらしかった。
アイルランド出身者の同窓会めいて、みんなスタンドで酔っ払って踊っている。
熱い人々が集合した、あったかいショーだった。
中国に来る前だから、絶対3年は経っているが
昨日のことのように覚えている。
THE POGUES、また聞きに行きたいな。

THE POGUES−−−Their music is like the brandy of the damned.(Tom Waits)
コメント
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