毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国で役がつく人」   2012年5月24日(木) No.355

2012-05-24 20:57:24 | 中国事情
 大学講師の身分で2年が過ぎようとしている。
先日2年生が手紙で私のことを、
「カタカナ語彙トレーニング印刷代を自分のお金で払ってくれる」と
いかにも気前がいい人のように書いてくれているが、
これは私にとって、非常に不本意なことである。
私は大学に
「印刷に必要な経費を払ってほしい」
と申し出たのに断られたんである。
決して喜んで自費をはたいているのではない。
大学がドケチだから、泣く泣く自分のお金で運営しているのだ。
現実にはそんなに高額ではない。
だが、授業に必要なプリント代をどうして自分で払わなければならないのか
絶対に納得できない。

しかも、腹立たしいのは
学院の役職についている人は、
我々外国人教師に
欲しくもない水筒をプレゼントしてくれたり、
時に、とんでもない豪華なディナーに招待してくれたりするのだ。
(誰がそんなことをしてくれと頼んだ!)
と怒鳴りたくなる。
私は第二食堂のどんぶりご飯で結構だ。
そんなことをするくらいなら
授業にかかる経費としての印刷代ぐらい
何故出さないのか。
一年間の印刷代の何百倍もするような豪華な食事を思い出しただけでムカつく。
的外れのお金の使い方。

これが中国で役がつく人のすることだ。
コメント
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