昨日、淀川区役所に行って期日前投票をしてきた。
期日前投票はいい制度だと思う。
選挙の公示日から選挙の前日までかなりの期間があり、今回の選挙では、
12月2日から13日の12日間、通常朝8時30分から夜8時まで自分の都合に合わせて
選択できるのが気持ちいい。
この便利さが衆知徹底したら投票率も少しは上がるかも知れない。
しかし、低投票率の根本問題は、日本国民の政治への無関心さ・無責任さだ。
オーストラリアでは中学校で模擬選挙があり、
本物の政党に対して自分がどう判断するのかを何週間もかけて授業で議論し合い、
考えを練り直し、最終の選択をするという。
こうした訓練は欧米の多くの国でしていると聞く。
日本人の政治への不信というより無関心・無責任さは、教育によって改善されるだろう。
しかし私が教員だった時、同僚の多くは、
「教師は政治的に白紙でなければならない」と信じていた。
政治的に白紙とは、つまり、何の考えもないということだ。
つまり、アホ状態ということだ。
そんなアホ教師に政治教育ができるんであろうか。
もし、日本で政治教育をするようになれば、今は別の意味で不安がある。
「日本国家への愛国心と忠誠心を持ち、政府の言うことに従順に従う」政治教育が
為されるという心配だ。
今は教員組合への加入者は非常に少ない。
組合の壊滅状態にあって、国家の教育統制に真っ直ぐに立ち向かう重責は
全て個人の肩にのしかかってくる。
そんなに自立した個人が教師に多いとは、私には残念ながら思えないのである。
現職の教師の方、読んでいらっしゃったら是非反論してね~♡
↓期日前投票所の淀川区役所1Fには段ボールで作られたガンダムがあった。
東淀工業高校の生徒たちの作品だそうだ。(いいね!)