回を重ねるごとに二ユース等で取り上げられる機会が増えてきた
「中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社:段躍中代表)は、
今年、10回目を迎えた。
今春、4月から5月にかけて私は江西財経大学での最後のお勤めを果たすべく、
朝から晩まで、週末も祝日も関係なく、ひたすら作文チェックを続けたが、
今年度は中国人の先生方も分担してくださったので、
過去4年間のうち、最も楽ちんだったかもしれない。
今年のテーマは、
①「ACG(アニメ・コミック・ゲーム)と私 ―なぜ中国の若者が日本のアニメ・漫画・ゲームに魅かれるか―」
②「公共マナーと中国人」
の2つで、学生たちが多く選んだのはやはり①の方だった。
このテーマの所為でこの作文コンクール始まって以来の4000人以上もの応募者がいて、
毎年複数の入賞者を誇る江財大は、
唯一3年生(現4年生)の余立君さんが3位に入選したに留まった。
↓日本大使館授賞式会場での余立君さんと段躍中さん。
(私が「ブログに載せるから絶対ツーショットで撮ってもらいなさいね~♡」
と言ったらきちんと実行した余さん。私の教え子はやるときゃやる)
しかし、毎年学生たちの作文を読んでいると、
入賞など無関係に面白い作文にたくさん出会う。
身内贔屓もあるのだろうが、
それらの作文が日の目を見ずにお蔵入りになるのは本当にもったいない。
なので明日から何回かに分けて、秘蔵の作文を当ブログでご紹介することにする。
あ、もちろん入選した余立君さんも含めて、全入選者の作文は一冊の本になって
既に出版されているので、
ぜひ、この機会にご購入ください、って段躍中さんでもないのに、
私はこういう時必ず、しゃしゃり出るのである。
大阪のおばちゃんたちに長年鍛えられた賜物です。
〈関連報道〉
↓TBSニュース(これは今日で一週間目なので、ぎりぎりで見られるかも)「テーマにアニメも、中国大学生の日本語作文コンクールの表彰式」http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2371411.html
↓朝日デジタル「中国人の日本語作文コンクール、最優秀賞に姚さん」http://www.asahi.com/articles/ASGDD4470GDDUHBI010.html
↓毎日新聞「熱点話題:(25)日本語作文コンクール」http://mainichi.jp/feature/news/20141214mog00m030007000c.html