毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国も春のゴールデンウィーク」No.1656

2016-05-01 23:04:46 | 中国事情

キャンパスにはナンテンの小さな林があるんです。

こんなに色とりどりの葉を持つ植物も珍しいのではないでしょうか。

見惚れてしまいます。

日本のナンテンはかなりの低木ですよね。

こちらでは全部2m以上に育っていて、本当に林になっているんです。

 

4月27・28・29日は運動会、30日、5月1・2日は労働節でそれぞれ授業は休みです。

これが中国の(じゃない、菏澤学院の)春のゴールデンウィーク。

昨日は2年生3人、4年生1人と李海鵬先生が遊びに来てくれました。

カレー親善大使の私としては、いつも10人分くらいカレーを作ります。

昨日の学生たちはとても小食で、たくさん残ってしまったので

今日は急遽1年生の韋彤さんを昼ご飯に招待しました。

韋さんは広西チワン族自治区出身で、

これくらいの休みに家に帰ることはできません(何しろ片道32時間)。

休みが続くときには、家に帰らず寮に残っている学生を招待するようにしています。

韋彤さんが来たら、その後2人追加で登場し、

カレーライスはめでたく全部ご馳走できました。

何も言わないとみんなお土産にバナナや西瓜を持って来るので、

くれぐれも手ぶらで来るように言わなければなりません。

中国では、手ぶらで先生の家に行くなどあり得ないそうなんです。

それ以前に、先生の家に遊びに行くこと自体、あり得ない学生も多いそうです。

聞くと、先生は尊敬の対象なので、遊びに行くなど畏れ多いというのが理由でした。

 

わたしは高校生の頃、よく先生の家に遊びに行きました。

その先生から多大な影響も受けました。

自分が教師になってからは、

ときどき、家に子どもたちを招待したものですが、それも今は昔。

日本は今、どうでしょうか。

都市部などでは、事故があったときの責任云々で、

教師が子どもを家に招くなどあり得ないでしょうね。

 

休日最後の明日は一日2年の作文チェックです。

今夜で丸谷才一の短編『年の残り』を全部読み終えることにしましょう。

 

下は4月27日に、こちらに赴任して初めて宿舎でビールを飲んだ記念写真です。

雪花ビールはアルコール度2.5°、500㏄で2元(約¥40)。

とても飲みやすいですよ。あてはザーサイです。

 

 

 

 

 

 

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