毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国人留学生、日本一か月目の感想」No.1658

2016-05-03 20:33:16 | 中日(日中)交流

4月初めから東京の杏大学大学院翻訳課程に交換留学中の

施芳芳さん(江財大卒・広州外語外貿大学大学院日本語専攻)が

留学生活の様子をメールで知らせてくれました。

ルームメイトも広州外語外貿大の院生だそうです。

二人でしっかり自炊している様子、

しかも、かなり料理上手なのが写真から感じられます。

ただ、まだ食卓がないのですね。

床に新聞紙を敷いて並べているのがホロリときます。

メール文で、スーパーに川魚がないとか、野菜の種類が少ないというのは、

江西省出身者ならではの言葉です。

――――――施芳芳さんのメール

知らず知らずのうちに五月に入りましたね。

もうすぐ来日一ヶ月です。ここの生活、殆ど慣れました。

感心したことがいっぱいあります。

日本人の心遣いに感服し、柔らかな声にも時々とりこになってしまいます。

 

宿舎から四月新設した井の頭キャンパスまで徒歩30分ぐらいかかります。

授業がある時、いつもルームメートと一緒に歩いていきます。

その30分間、幾つかの信号を待たなければならないけど、

小道の自然と民家の発見を楽しめます。

    

日本のサービス業は親切で便利ですね。

しかし、不便なところもたまに感じられます。

例えば、ここのスーパーでは野菜の種類はそんなに多くありません。

川の魚も買うことができませんね。

唐辛子も中国のような辛いものはなかなか見つけられないです。

私はここでもう一つの趣味を養成しました。

殆ど毎夜、スーパーへ割引がある野菜と肉を探しに行きます。

私たちも節約生活を送っていきます。

―――――――――――――――

施芳芳さんが撮った写真

①「ジブリの森」外側…予約制で中には入らなかったそうです

②「ジブリの森」に行く途中、バスの中からデモ隊を見かけたとのこと。

施芳芳さんも、もちろん「戦争反対・平和が一番」の人です。

③足利フラワーパークというところにも行ったそうです。

藤の花が真っ盛りですね。

人の多いこと、万里の長城みたい。

 

④5年前、江西財経大学に入学したての頃は、

本当に小っちゃくてちびまるこのようでした。

その施芳芳さんが大学院に進み、遂に日本に留学しているとは・・・、感無量です。

NARUTOに支えられて、頑張り続けた面もあったかも。

どこまでも、進んでいってください。

夏休みに日本で会いましょう!

コメント
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