できるだけ、細かいことは水に流して~と思っているこちらでの生活ですが、
たまにムカムカしてしまうこともあります。
私は自分のことならたいがい我慢して自分で遣り繰りする人間ですが(いやホント)、
授業については引き下がれません。
発端は視聴覚授業用に割り当てられたパソコン教室のことですよ。
3年の授業に「視聴説」というのがあって、
パソコンが学生全員分ある教室が優先的に割り当てられていました。
しかし、その教室は、カルタゲームをするにはスペースがまるでなく、
アニメのふきかえ発表用スクリーンもないのです。
要するに、あれこれ使えるように気が利いてはいないんですよ。
しょうがないので、そのパソコン室は数回使った後、
3年の自分たちの教室で、悪い音ながら吹き替え発表やらあれこれやって、
さて、この間、もう一度パソコンルームに戻って行くと、
なんと、パソコン係のK先生が
「お前たちはもう使わないのかと思って、別のクラスに使用権を譲渡した」
と言うではありませんか。
何の断りもなしになんちゅーことすんねん!
で、日本語学科の先生に間に入ってもらって交渉してもらいましたが、
らちがあきません。
諦めて、最も音のいい1年の教室がたまたま「視聴説」の時間に空いていたので、
そこを借りて授業をしています。
もちろん、学生用モニターはありません。
スクリーン映像と音声とプリントで何とか授業を成り立たせています。
そうこうしているうちに、今度は2年の教室のプロジェクターが壊れました。
K先生は早急に直すと確約したのに、10日後の今も、
修理はなされていません。
私はまた、1年生に頼み込んで、2年生も教室を借りてDVDを観ました。
「河童のクウと夏休み」を観て、あらすじと感想を書くのです。
日本語学科は今、「流浪の民」化していますよ。
思わず、日本語で
「Kだかヘチマだか知らねえけどヨオ!」
と一人で文句を言っているところを、1年の韋彤さんが聞いて、
ニコニコしていました。
1年生も、K先生に「靴カバーを忘れた者は罰金で5元払え!」
と言われて以来、私同様の感情を持っているんですと。