毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「さようなら4年生」No.1670

2016-05-18 22:24:51 | 中国事情

今、中国ではどこの大学でも、鮭の稚魚たちが大きくなって戻って来るように

春節後、全国に散って行った4年生たちが大学に帰ってきているでしょう。

ここ、山東省の西の端にある菏澤学院にも、

卒論審査のために帰校した懐かしい顔ぶれが揃っています。

今日は、急に写真撮影でした。

だいたい、江財大にしてもこういうイベントはいつも、本当に急に決まるのです。

 

今朝は何を思ったか4年の滕さんが早朝7時に電話してきて、

弟を連れて卒論を見てもらいに宿舎に10時に来るとのこと。

弟は高校生ですが、病気療養中なので

お姉ちゃんが連れて回っているんですと。

昔、学校に小さい弟か妹をおんぶして授業に参加していた話がありましたが、

まさにそんな感じです。

連れられてきた弟は、背も高くがっしりしていて、

一見すると滕さんのお兄さんかと思える子でしたが、おとなしくお姉さんに従っていました。

 

今日は授業こそなかったのですが、

このように訪問客?があったり、

パスポートを持って事務室に行かなければならなかったり、

歌コンクール(今日は予備選)に出る1年の閻さんに浴衣を着せたり、

最後は、4年生たちにありったけの浴衣を着せてあげて、

撮影会の準備をしたり、と大忙しの一日でした。

 

下は英語学科の学生たちから、

「え~、浴衣!日本語学科はいいなあ~」

と言われて、ちょっと自慢の4年生たち。

下は、卒業生たちが必ず撮影する「蹴り」です。

王康さんは、男性一人なので(あと2人いましたが、2人とも大阪に留学中)

何か月も前から、蹴られる覚悟を固めて今日に臨みました。

この人たち、この後も数時間を撮影に当てていましたよ。

もう、数日でお別れなので、名残は尽きないのでしょうが、

それにしても、どうしてここまで情熱を傾けるのかと思える長い長い撮影会でした。

 

 

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「内閣総理大臣が立法府の長だって?」No.1669

2016-05-18 00:15:57 | 人間

日本人、しっかりしましょう。

こんなのを総理大臣におさまらせているのは、国民として無責任じゃないですか。

 

5月16日、の国会答弁で、超エラそうに民主党の山尾議員に対して、

「山尾さん、議会の運営というものについて、もっと勉強していただいた方がいい」

 という言葉の後に続いて、
 
「議会では私は立法府の長ですよ」
 
と何度か繰り返し、その後、自分で何を言っているんだか分からなくなったアベ総理。
 
「私は立法府の長ですよ」
 
とアベさんが言った時、隣りの石破さんだけがギョッとした顔でアベさんを見ていましたね。
 
しかし、そのうちに、
 
「私は行政府・立法府・司法府の三権全ての長ですよ」と言い出しますね、アベサンは。
 
心の中ではすでにそうなんでしょう。
 
三権分立もお構いなし、こういうのを独裁というのですよね。
 
 
「山尾さん議会の運営を勉強してくださいよ。議会では私は立法府の長ですよ」
 
 
 
    ↓ 小学校の教科書に載っている三権分立の図
 
     
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