民(たみ)の命がこんなにも粗末に扱われているという事例が後を絶たない日本。
その一例が、先日(6月6日)、
被爆した作業員を汚染室内に3時間「待機」させた原子力機構の事故です。
「待機」なんておしゃれな言葉ですが、実はそれ、
「監禁」だとちょっと想像したら気がつきますよね。
原発事故からこっち、こうした「印象操作」で覆いつくされている感のある
原発関連記事です。
「原発事故は大したことない」➡「だから原発再稼働は問題ない」
と国民の頭に刷り込むための操作です。
これでは原発犠牲者は浮かばれません。
もう、二度と同じ過ちを繰り返さないためには、
真実を全ての人が共有し、善後策を考えるしかないと思います。
政府や一部特権層だけが事実を知り、
その不都合な事実を闇から闇へ葬る今の日本の状態は、
政府や特権グループが私たち庶民を一人前の人間と見ていないことの証左です。
ーーー朝日新聞デジタルーーー
被曝の5人、汚染室内に3時間 プルトニウムの拡散防止で待機
投稿日: 2017年06月09日 08時22分 JST 更新: 2017年06月09日 08時22分 JST
作業員が装着していたものと同型の半面マスク。フィルター付きで口と鼻を覆うタイプだった(日本原子力研究開発機構提供) | 朝日新聞社
被曝の5人、汚染室内に3時間待機 原子力機構の事故
茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、室内に飛散したプルトニウムなどの放射性物質を室外に出さないための処置をする間、5人は室内で3時間にわたって待機していたことが分かった。その間に体内に放射性物質が入り、最も多い人で肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されるという、国内最悪の内部被曝につながった可能性がある。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/08/radiation-exposure_n_17007420.html