毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「国会はまるで原始時代の様相」No.1972

2017-06-14 23:30:15 | 日本事情

山東省の西の端、菏澤の大学の片隅では

男子寮からガラガラ声の歌や奇声が聞こえてきます。


世界には、こんなにのん気な場所もあるというのに、

日本の国会はまるでこん棒を振り回す原始人たちが暴れまくっている体で

数の暴力には手が付けられません。

本当に愚かなことです。

だいたい、昼間はよく寝ているくせに、

今日に限って夜を徹して共謀罪を強行採決しようと言うのです。

なぜ、国会は夜中の残業を認めるのでしょう。

眠い頭で冷静な議論なんかできるわけないのに


それにしても、

なぜ、自民・公明は委員会をすっ飛ばしてまで本会議での採決という

異様なまでの暴力的な行動に出たのでしょう。

それは恐らく、これ以上国会を続けていたら、

「私や妻が関係していたということになれば、

まさに私は、

それはもう間違いなく、

総理大臣も国会議員もやめるということは

はっきりと申し上げておきたい」(衆院予算委員会2月17日)

を実行せざるを得ないことになるからでしょう。

しかし、

今でも既に「ウソツキ内閣」「えこひいき内閣」「国の私物化」

非難ごうごう、内閣不信がどんどん増しているのですから、

国民の代表である野党議員の質問を悉く跳ね付け、はぐらかし、

逆切ればかりで議論を成立させず、

挙句に国会で無理くりの強行突破をしたりすれば、

タダで済むはずはないのです。


自民党支持者の心も乖離しつつあるという今日この頃

独裁者の専横に耐えかねる者たちは、
 
必ずや、政権打倒という到達目標を定めるのであります。


他人事みたいに思っている庶民の方々がもし、いらっしゃったら

申し上げたいのです。

韓国では国民が大統領まで訴追しました。

なぜ日本でそれができないでしょうか。

韓国国民に学び、主権は民(たみ)にあることを示しましょう。

これは一人の人間としての責任です。

大人がこんなバカみたいな政府に対してどうするか、

今、じっと、日本中の子どもたちが見ているのです。

下は今晩(14日午後9時17)国会前で「共謀罪」廃案を訴える人たち

宮間俊樹撮影(毎日新聞)「究極の強行採決」
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする