↑魯迅旧宅の見学後、お土産屋さんを覗き、厚かましく写真を撮らせていただいた。
店員さんが快くO.K.してくれたので嬉しくなり、「気は心」で安い土産品(この写真のものではない)を買ってしまった。
↑ 魯迅の小説「孔乙己」の舞台になった居酒屋。孔乙己は長年科挙試験に合格できない知識人で、毎日ここにお酒を飲みに来たという設定。この小説、恥ずかしながら私は初耳だったが、3人の学生たちは当たり前のように知っていた。魯迅は自分の作品の中で、特にこの作品を気に入っていたのだそうだ。
↑孔乙己はまだこの店に借金があるそうな(*´∀`*)
↑本場の紹興酒がズラリ。
街には自転車の人力車がたくさん走っていた。
バスがいつ来るか分からないので、これに乗って宿に戻ることにした。
「国慶節値段で13元」と言うのを、余さんが交渉してくれて、10元に。
しかし、運転手さんは私たちを乗せて自転車を立ち漕ぎしながら、
「毎日朝から晩まで腰が痛いのに、こんな過酷な肉体労働をして、
月にたった3千元~4千元だ。
国慶節の時くらい13元にしてもいいじゃないか!」
と、さんざん文句を言う。(私のようなズッシリ重量の人間に乗られたのでは、
怒りも倍増するだろう)と、
立ち漕ぎしつつ、車がビュンビュン走る路上を何とか前進している
骨皮筋エモンさんの背中を見ながら身を縮めた。
(そんなことでは体重は減らない)
余さんが、「ごめんなさい。私は学生でお金がないんです」
と言って、運転手さんの腹立ちを上手に鎮めてくれたが、
私は学生でもないので、いっそう身を縮めるしかなかった。
降りて、一人10元払うのだと思ったら、なんと二人で10元だった。
値切るんじゃなかった・・・・・・。
この旅行でたった一つ後悔したのがこのことである。
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