日立電鉄 1983年 VII

2007-05-03 11:33:44 | 昔写真
↑鮎川駅に留置中のモハ1007 1983年 道路越しに撮影

いろいろ見て写真を撮って、そろそろ引き上げようと思いました。 
来る時に寄った鮎川駅も、車輌の動きがあったか気になります。
期待してジープを転がし鮎川駅に着いてみれば、何の変わりもありませんでした。
それはそうなんですね、ここに留置の車輌達はラッシュアワー用なんですから。
変わったと言えば太陽が回って海側が影になった事で、どこまで行っても逆光が災いしています。orz
(モハ1007の前面も撮ったのですが、ぜんぜんダメ)

一声掛けて線路の側から撮らせてもらいました。

↓モハ1007 前歴は相模鉄道の荷物電車です。 左はクハ2503

このモハ1007は相模鉄道荷物車時代の写真が「私鉄電車のアルバム 別冊A」(交友社刊)に掲載されています。 
その写真では戸袋窓が埋められていますが、おそらく日立電鉄で旅客車になる際に、Hゴムの窓が開けられたと思います。 
また台車も昭和43年に交換されたそうで、国鉄DT11に似たKMN-16を履いていました。

↓モハ10 ワンマン車なのですがクハ2503、モハ1007と3輌編成になっていました。


↓モハ10の左はモハ1004 折り良く特急ひたちが駆け抜けてゆきました。


以上で1983年の日立電鉄訪問はお終いです。
ご覧下さってありがとうございました。

*このシリーズをまとめるに当たって下記の図書を参考にしました。
RMライブラリー64 日立電鉄の75年 白土貞夫氏
月刊とれいん176(1989-8) 日立電鉄その魅力を探る 森川幸一氏
鉄道ピクトリアル418(1983-6) 関東地方のローカル私鉄特集
鉄道ファン159(1974-7) 電車をたずねて10 関東私鉄同好会
私鉄電車のアルバム 別冊A 慶應義塾大学鉄道研究会


最後のオマケ、これも同級生に貰った南高野駅の乗車証明書です。
他の鉄道とかバスでは、これの発行器はワンマン車輌内に取り付けられているのですが、日立電鉄では駅に設置されていました。
ホームでこれを取って乗車し、降車時に清算します。(有人駅では駅で清算)


この項終わり
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