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モノ




お客さまから頂戴した、これ、花瓶。


ベルギー人の彼女は、変わったデザインのものや珍しいものでわたしを驚かせようと、いつも行く先々で物色してくれているそうである(笑)。


水を入れるのは、くりぬかれた石の部分2センチの深さ。茎はスタンドにとりつけられた輪で支える。黒に近いカラー・リリーがデザインにぴったりで素敵...



こういった「やられた!」的発想のもの、あるいは単なる日用品でも家の中に置いてインテリアの邪魔にならない、そういうモノがヨーロッパには多い...かな。

日本のものは伝統工芸品の中に「やられた」要素が多いような気がする。
そしてもちろん質が良くて、かゆいところに手が届くもの作りは日本の十八番。あ、それから既存のものをどんどん改良していく技術。



どんなスタンスであれ「どう?これ!すごい思いつきでしょ?」という作者の思いが伝わってくるモノは楽しいし、使う側も大切にしたくなるのである。


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