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Brugge Style
女の子の作り方
いつも見ているニュースサイトにドーナツ屋の広告がでており、なつかしの女の子がこちらを向いて笑っているではないか。
オサム・グッズのポニーテールの女の子。
時は80年代、「自分がかわいいと思い思われたい」神戸在住の何パーセントかの中学生女子の必需品は、オサム・グッズの商品だった。
わたしは今も昔もキャラクターグッズに興味はない(いや、憎悪していると言ってもいいだろう)のだが、熱狂的に「かわいい女の子」ではありたかったので、阪急岡本駅前2階にあったオレンジバスケットというお店で手ぬぐいや筆箱や、弁当袋、ずだ袋を買いそろえては脂下がっていた。
今になって考えてみたら、女同士はともかく、同年代の中学生男子や大学生男子(わたしは中学生の頃から、母公認で大学生のサークルに入っていた)が特定のキャラクターグッズを持っている女子をかわいいと思うかどうかは多いに疑問だ。
しかし、まあ「女の子」はそうやって作られて行く訳ですな。
わたしは当時、「勉強はできるのに同時にめっちゃ粋人(遊び人)」を目指していて、これは誰か実在のモデルがあったというよりも、友だちに借りた雑誌の頁にひとつの性格モデルとして形成されていた女子学生像だった。
その実践ポーズが
左手に「悪の華」、右手にオサムグッズの(マザーグーズ柄の)タオルハンカチ
のような世界(笑)。
子ども...
いや、今も変わってないかな。
原田治さんのブログも発見。いい感じの大人であられる。
右上のこの本も欲しいな(絶版中のようだ)。
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