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Brugge Style
sam tho duong と初秋の展覧会
Sam Tho Duong は最近知った中で、最も衝撃的かつ最も好みのジュエリー・デザイナーだ。
左のブローチ、何がモチーフだと思われますか?
...
生姜!土しょうが!ジンジャー!
"Ginger" コレクションのひとつ。
生姜モチーフというのが発熱しそうなくらい素敵。そう言えば蓴菜(じゅんさい)モチーフのブローチを持っていて、それもとても気に入っている。植物の造形が好きなのだ。竹とか、ハエトリグサとかね...
わたしにはトライポフォビア(集合体恐怖)の気味があるのだが、同時にそれに強烈に惹かれる部分もあり(恐怖とはそういうものだ)、中身のつぶつぶにも異常に魅入られてしまった。
このブローチが欲しくて欲しくて、「今年の誕生日プレゼントはぜひこれにしてくれたまえ」と夫に見せた矢先、ミュージアム・ピースであるということをV&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)の展覧会の告知で知る。
ああ、つまりわたしには手の届かないお値段がついているということだろうか...
しかしながらロンドンで Sam Tho Duong のコレクションの一部(”Frozen"等)が見られるのは、夏を惜しみ沈みがちのわたしの気持ちを引き上げた。もちろんこのブローチを肩に胸に、ウエストに飾れるならば次の夏まで浮かれ続けることもできようが。
この展覧会は初秋の一番最初の楽しみ。
劇場シーズンも始まりますしね!
右のネックレスも素敵過ぎて瞬きするのを忘れてしまう...
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