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Brugge Style
パリで習ったうまいもん
パリに行った話をすると、必ず「どこで何を食べた?」と聞かれる。
このブログ上でもそうだ。
もちろんわたしもそこを一番か二番に語りたいので大歓迎だ。
「パリといえばうまいもの」、この公式は(特に英国住まいにとっては)絶対なのだ。
店名を載せるだけでは芸がないし、またすでに多くの人が紹介推薦している店だと思うので、今回はそこで教えてもらった料理のヒントをご紹介したい。
パリの超贔屓のレストランのひとつ「TOYO」さん! 和とフレンチの組み合わせのバランスの良さ。お店の清潔な雰囲気もほんとうに素敵。
先日、自宅でこの料理を完成したときにはご機嫌が過ぎて写真を撮るなぞ思いもしなかったので、写真はない。次回は必ず。
まずは魚介ベースのカレー。
とよさんは「ブイヤベースで」とおっしゃったが、最近、街の魚屋で超立派な海老が手に入ったので調理後冷凍しておいたその殻、にんじん、タマネギ、セロリでスープを適当にとり(アメリケーヌ・ソースのプロセス)、フードプロセッサーにかけ、濾し、そこに市販のルウを加えて小エビだけのカレーにした。
このカレーを作るだけのために高い海老を「殻のために」買っても惜しくないくらい、もうほんとうにおいしいの!
次は鴨の炊き込み御飯、トリュフのせ。
鴨の丸焼きをした後に残るガラ(肉を好みの分量適当に残しておく)を熱湯でさっと洗い、研いで普通の水加減をした米の上にのせ、酒か白ワイン少々、塩を加え、ストウブ等の鍋で炊く。
炊きあがったら骨に残っている肉をほぐしてご飯に混ぜ込み、黒トリュフをガリガリ削って頂く!
想像しただけでも、おいしい時に出る何かが分泌されませんか...
トリュフがなければ、トリュフ塩とトリュフ・オイルだけでもかなりおいしい。
おむすびにしても最っ高。
(トリュフ塩で普通の白いご飯を結んでもおいしい)
もちろん「TOYO」で、とよさんにお世話をしてもらいながらお話を伺いつつ頂く方が比べ物にならないほどおいしいのだが、英国の家庭でもここまで美味しいものが食べられる...
ほんとーうに2014年下半期レシピで一番おすすめなのでぜひ試してみて下さい。
わたしがクックパッドのメンバーなら絶対に自身を持って載せます!
TOYO
17 Rue Jules Chaplain, 75006 Paris
あともう一件、パリで必ず行くのは「國虎」さん。
そう、パリでは和食に行きたくなる。日本に帰れなくてもパリでいいかーとさえ思ってしまう。

5 Rue Villedo, 75001 Paris
日本人シェフのおられるお店は和食店でなくてもパリにとても多いが、やっぱり最高ですな。
唯一写真(右)があったのでこの店もついでに。
L'Avant-Comptoir
3 Carrefour de l'Odéon, 75006 Paris
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