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ブルージュのレストラン1軒だけ2019初夏






昨日の続編。

ブルージュに観光客向けの店だけが増えすぎているのでは、と地元民が危惧している中に当然レストランも含まれている。

もともと慣習的に贅沢な外食に禁忌がなく、ブルージュ民は外食が好きな人たちだ。
少年が襟のある服を着て髪をなでつけ、糊のきいた真っ白のクロスのかかったテーブルに向かって手持ち無沙汰にしている姿は実にほほえましい。
外国から来た友人がそんな家族の様子を見て感嘆していた。家族みんながぱりっとした「おしゃれ」をし、しかもなんとなく服装の色のトーンを揃えているようなのがすてきだと言っていた。

例えば老舗Den Gouden Harynckなどではそういう家族をよく見かける。


特別な日は、やはり観光客が大部分を占めるレストランでは、居心地がよくない場合があるのかもしれない。
ブルージュでは観光客という立場でも、地元に帰れば同じように感じる人は多いのではないか。

この雰囲気は大団体やスポーツウェア姿の観光客のせいばかりではなく、店側の「2度と来ないかもしれない客」へのあなどりがある、スレた接客からも醸し出される。

もちろん観光客が多い店をカジュアルで快活と好む人もいるだろう。当然、観光客も行儀の悪い客ばかりではないし、一期一会でどんな客も大切にするいい店がほとんどだ。ただそれを見分けるのは難しいケースもある。



どちらかというと同じ店に通う方なので、あまり新規開拓はしないが、先日続けて2回目(両方夜)行ってみて、(たまたまかもしれない)客は9割方が地元民、値頃で、居心地のいい落ち着いたカジュアルさ、料理も素材がよく、シンプルな調理法が好みだったのでご紹介します。

ASSIETTE BLANCHE
www.assietteblanche.be

マルクト広場から一本入ったところすぐ(1分)にある。

(写真はライムとマスカルポーネのソルベで絶品だった! 気が小さいのでレストランでは写真を撮らないが・笑、ここに載せるために。ちなみにこの日わたしは前菜に手長海老のグリルとメインに仔牛のステーキをいただいた。そういうメニュー)

日曜日月曜日営業、火曜水曜が定休なのもいい。

実はDen Gouden Harynckのオーナーシェフのおすすめ(彼の元で修行した経験があるシェフの店)で、正解だった。


店の質は経年によってかなり変化すると思う。名前は同じでもシェフやオーナー、内装が変わっていたりするので、このブログ記事内でブルージュのレストランなどを参考にしてくださる方は記事の年月日をチェックしてください!
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