かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

からくりギヤボックス"かりおかマシーン7号"

2022年03月25日 | 製作

この記事には回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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先日の”かりおかマシーン6号”は、スイッチのONで一定角度回転し、スイッチのOFFで戻るといった動きをするものでした。

今回は、最初にスイッチをON-OFFすると一定角度回転して自動的に戻るというからくりを考えてみましたっ(`_´)/

とりあえず動きを見てやってください。

押しボタンスイッチをON-OFFすると、レバーが自動的に往復しました。


マイクロスイッチMS1とMS2は、両方とも開放状態です。
SWをONするとモーターが回転します。
すぐにMS1が押下されON状態になるため、SWをOFFしても回転を続けます。
やがてMS2が押下されるとリレーがONし、モーターが反転します。
MS2がすぐに開放状態になりますが、D1を通じてリレーのON状態が保持されるため、
反転が続きます。
やがてMS1が開放状態になると電気的にOFFになるため停止して最初の状態に戻ります。

今回は、タミヤのミニモーター低速ギヤボックス(4速)を一番遅いギヤ比で使いました。

このギヤボックスは、電動カムスイッチの製作にも使用したものですが、惰性による回転も少なく、回転軸の高さがマイクロスイッチのレバーとも合っていて都合が良いのです(^o^)b

ところでこの仕組みの場合、カム1が回転を始めてからMS1が押下されるまでの間、スイッチをON状態にし続ける必要があります。
短時間であるとは言え、都合が悪い場合があるかもしれません。

そこで、一瞬の小信号でも動かせるように、このような回路も考えてみました。

カム1によりMS1が押下されるまでの間、サイリスタでモーターを動かす仕組みです。
MS1が押下されると同時にサイリスタの保持も解除されます。
サイリスタをトリガする程度の小信号を一瞬与えるだけで良いので、他の電子回路との連携もし易いでしょう。
動画は省略しますが動作しました(o^ー')v

7号は6号とは異なり勝手にレバーが戻ってくれますので、マウスのクリック装置はこれで作った方が良かったかも(-∀-)

コメント
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