ENGINE (エンジン) 2006年 08月号
価格: ¥820 (税込)
巻頭特集:格差時代だから考えたい「リアルで夢のある」クルマ選び。
クルマの楽しみは400万円で全部味わえる!
相変らず、ENGINEの企画力には脱帽。うまいところ、ついてます。
クルマのそれぞれ異なる「テイスト」の違いを横軸とすると、そのテイストの深み といった縦軸も存在します。例えば、アルファとフェラーリ、ゴルフとポルシェ。濃度の差はありますが、味わいは似てます。400万円なら、多少頑張れば手が届く価格帯。自分好みのテイストを手に入れるのに参考になる一冊です。
『雑誌社コメント』
2000万円のクルマには2000万円するからこその「よさ」や「楽しみ」がある(はずだ)。たとえば、フェラーリにはフェラーリでなければ得られない「よさ」と「楽しみ」があることは認めよう。しかし、もっと身近なクルマたちのなかにも、そのクルマでなければ得られない「よさ」と「楽しみ」をもっているものがある。自動車ライターの下野康史さんは、かつて「クルマの楽しみは400万円で全部味わえる」といった。僕たちは、この下野発言に賛同する。400万円はまた、フツウのクルマ好きがクルマに支払えるお金のほぼ上限でもある。折りしもいま、世の中では「格差」がうんぬんされている。そんな時代であればこそ、僕たちENGINEは、クルマ好きのための「リアルで夢のある」クルマ選びをかんがえたい。という趣旨の特集、まずは自動車巨匠・徳大寺有恒さんによる、クルマ好き諸兄のための講話から開幕、開幕!