コンクール・デレガンス2010。
2日目。
あまりにも素晴らしい試乗車ラインナップだった為、次の日も行ってしまいました。
お目当ては、電気スポーツカー、TESLA ROADSTAR!!
まさか、テスラに試乗できるとは。
ガヤルドよりも加速がいいという噂の真偽やいかに!?
●居住性 ★★★
居住空間は、まんまエリーゼです。
つまり、スポーツカーとしてはタイトで心地いいが、
乗用車としては狭い。まぁオープンにすれば気になりませんが。
乗り心地は重量のせいか落ち着いたかんじ。安定してます。
ネックなのが、内装の質感。
アメリカンで、ちょっとプラスチッキー。
1000万円の車にしては、正直厳しい・・・と思いました。
●動力性能 ★★★★
さて、試乗のハイライトですね!
電気自動車の加速が良いのはアイミーブで体感済みですが、
果たしてスポーツカー基準としてはどうなのか?
ノーマルモードで運転する分には過不足なく、まぁスポーツカーといってもいい加速をします。
アクセルオフ時の回生ブレーキがきつめなので、慣れればあまりブレーキを踏まずに済みます。
では、パワーモードにするとどうなるか。
アクセルを踏み込むと・・・・
確かに速いっ!!!
サウンドが静かなので体感的にはガヤルドに劣りますが、
実測は間違いなくガヤルドより速いです。
噂は本当でした。
動画をどうぞ!
●ハンドリング★★★
一番、想像と乖離が大きかったのがハンドリングです。
エリーゼのボディ+カーボンパーツなので、さぞかしスポーティなんだろうと思っていたら、
そうでもない・・・
リアが重い!?
フィーリングとしては、スポーティなクーペといったかんじ。
車重が1200kg以上もあるんですね、納得です。
●総合評価 ★★★★
もしかしたら、内燃機関に終止符を打つ新世代スポーツカーかもしれない・・・
試乗前はそんなことまで想像していましたが、そこまでではありませんでした。
理由の1つは、エキサイティングさに欠けること。
アイミーブの時は、結構スポーティだな、と感じましたが、
いざスポーツカーとして登場すると、なんだか物足りない。
レシプロの爆音でなくてもいいけど、もっとジェット機みたいなサウンドとか、
加速のドラマ性とか、味付けが欲しいですね。
理由のもう1つは、やはり重いことです。
高級感の演出にはプラスになっても、スポーティさの演出にはマイナスですね、この重さは。
まぁ、EVスポーツカーというジャンルは、まだ生まれたばかりですから、今後の進化に期待したいですね!
Motor Fan illustrated VOL.37―図解・自動車のテクノロジー (モーターファン別冊) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2009-10 |
「エンジンのないクルマ」が変える世界 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2009-10-09 |
町工場のおやじ、電気自動車に挑む ~あっぱれ!EVプロジェクト 淀川製作所開発奮闘記~ 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2010-06-06 |