◎概要:
RX-7は非常にいいスポーツカーでしたが、そのよさを堪能するには法定速度+αの速度域とリスク、さらにガス代が必要でした。そこで、日常域でも楽しめるスポーツカーが欲しい!しかもライトウエイトスポーツの方が自分の好みにあっていると感じた私は、カプチーノとMR2、そしてスーパーセブンを候補にあげましたが、実用性と趣味性+予算のバランスのいいカプチーノを5台目のマシンに選びました。
◎走り:★★★★
わずか66馬力ながら700kgの車重にFRレイアウト、小さいながらカプチーノは間違いなくスポーツカーです。RX-7の楽しさとファミリアカブリオレのオープンエアの楽しさ、さらにミニカの経済性を併せ持つこの車は、今までの車遍歴の中でもベスト・バイの一つでしょう。こんなに楽しいのに自動車税が安いなんて・・・幸せ。排気量が小さいのでこまめにシフトチェンジを繰り返し、ターボパワーでテールスライドも楽勝、100km以下でも十分スポーティな走りが楽しめ、故障もなく、燃費もいい。洗車も楽。しかし、高速では80km制限・・・私の国家への寄付金は、今ごろどこかのガードレールの一部になっていることでしょう。
◎居住性:★★
とてもタイトなコクピット。スズキもマツダに負けず劣らずスポーツカー作りが分かっている数少ないメーカーです。特に地面すれすれの低い着座位置とコキコキとよく決まるシフトは最高です。物理的にはとっても狭いんですけど。ちなみに同期の大馬鹿者が走行中に屋根をすっ飛ばすというハプニングもありました。後ろに車がいなくてよかった・・・
◎まとめ:★★★★
以上、とても気に入っていた車ですが、訳あって手放しました。。。イニシャルDにも出てくるこのクルマ、本当にキビキビしていて他では体験できない貴重な本物のスポーツカーでした。
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