◎概要:
私が最初にRX-7に出会ったのは、高校3年のギリシアのサマースクールの時でした。当時、まったく車に興味のなかった私ですが、海岸沿いをぶらぶら歩きながら、”なんで日本車はカッコイイ車がないんだろう”と思いながらヨーロッパの車を眺めていたその時、縦列駐車の中に一台のスポーツカーを見つけました。くさび型の典型的なスポーツカーのフォルムに惚れた私は、リヤに”MAZDA”という日本のメーカーのエンブレムを見つけた時、驚きと同時に”俺の最初に買う車はこれしかない!!”と心に決めたのでした。実際は、三菱フォルテになったのですが・・・
実は、最初にファミリア カブリオレを購入する際にRX-7と非常に迷ったのですが、”そろそろ俺も大人だから、走りは卒業かな・・・フッ”と血迷ったあげく、断念したという経緯がありました。結局、RX-7を買うことになったのですがら、人間キャラクターに合わないことはするものではありません。
◎ハンドリング:★★★★
RX-7の走りは、まさにピュアスポーツそのものでした。どこまでもスムーズに吹けあがるロータリーエンジン、50:50のバランスのいい重量配分がもたらす優れた運動性能、軽い車重に185馬力のパワー等、期待を裏切らない走りを見せてくれました。特に、自分を中心に旋回するコーナリングフィールは、スポーツカーならではのドライビングフィールでした。その頃、丁度友人もATのスカイラインからMTのGTS-4に乗り換え、高速にワインディングにと好バトルを繰り広げました。ただ、低速トルクはかなりスカスカなので、いろは坂で渋滞にハマった時は死ぬかと思いました。。
◎居住性:★★★★
スポーツカーとしてのRX-7の居住性は◎です。タイトはコックピット、センターに配置された大型タコメーター、ダッシュボードからのびたウインカーレバー等、雰囲気は充分スポーティでした。もっとも後席はないも同然でしたが。
◎まとめ:★★★★★
かなり気に入っていたこの車は、約3年乗りつづけました。唯一の欠点が燃費で、リッター5km以上走ったことはありませんでした。最終的にはエンジンの調子が悪くなったので、知人に12万円で売りましたが、今でもいい車だと思います。
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青島文化教材社 頭文字D No.3 高橋涼介 FC3S RX-7 1/24スケール プラモデル |
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