シトロエン グランドC4 スペースツアラーに試乗しました!
C4スペースツアラーはシトロエンの5人乗りミニバンで、日本ではピカソと呼ばれているモデルです。ミニバンながら流線型のデザインが特徴的なこの車、見晴らしの良さでも評判です。果たしてどどんな乗り味乗り味なのでしょうか?早速試乗インプレッションです。
●居住性★★★★
まず驚かされるのが前席の視界の広さ!!
視界の上端まで窓ガラスです。こんな車は乗ったことがありません。
ピラーも2つに分かれていて人t一つ一つが細くなっています。この視界はまるで宇宙宇宙船のようでようですね!ホンダフィットをさらにぱパノラミックにした感じで圧倒的な開放感が味わk味わえます。
乗り心地も柔らかくて快適ですね。全体的に当たりが柔らかいのですが、芯はしっかりしている感じで、低反発枕のようです。ただボディ剛性はそれほど高くないので、大きめの衝撃はボディが揺れるのが分かります。
静粛性もいい方ですね。外からの音は抑えられています。他方、基本設計が2013年と古い車なので、ディーゼルエンジンが1世代前の感じでアイドリングから低音が入ってきます。うるさすぎるということはありませんが、昨今のガソリンかディーゼルか分からないという静粛性はありません。
見切りは残念ながらそれほどよくはありません。フロントガラスの下端が思ったより高い位置にあるため、ボディの先端は見えない上、全長も4600mmなのでちょっと慣れが必要です。
インフォテイメントモニターは10インチと7インチの大型モニターを2つ備えるというかなり個性的な作りです。ナビ等は見やすいですね。インパネのデザイン・質感共にフランス車らしくモダンかつ落ち着いた感じです。
●動力性能★★★★
あまり特徴的なところはなく、低速からドカンとトルクが出るわけでも高回転まで回るわけでもありません。ただ、全般的に十分なトルクが出ており、回せば必要十分な加速を味わえます。
●ハンドリング★★★★
マイルドな味付けですね。中立付近の遊びは大きめですし、ハンドルを切りたしていっても穏やかに回頭していきます。でも、不思議とロールはしません。低速ではスッとノーズが動きますし、S字コーナーでも地面にじわっと染み入るように吸い付きます。ここは国産ミニバンと大きく異なるところですね。重心が低い感じの挙動です。
●総合評価★★★★
ハマる人にはハマる、個性の強いミニバンです。
まずこの開放感は唯一無二ですね。スターウォーズのミレニアムファルコンのコックピットのような感覚です。また後部座席も座面が高く空間・視界ともに良好なので、三列目以外は快適な旅が楽しめます。
また走りもドイツ車のガッシリ感とは違う、しっとりしたしっかり感がありますのでドライバーは退屈しないでしょうし同乗者も疲れが少ないと思います。シートのできもよく、包まれ感があります。
他方、価格は400万円以上となかなか高価ですし、オラオラ感は全くないです。スライドドアもありません。ただ高年式の中古車が200万円くらいで買えるのは魅力的ですね。
他にはない唯一無二のミニバンです。気になる方は、ぜひ一度見に行かれることをオススメします。
それでは動画をどうぞ!