高級車の代名詞、アルピナについに試乗できました!
BMWをベースにしながら、足回りやエンジンに特別チューンを施したこの車、
Mシリーズとは異なる上質さで有名です。まずは3シリーズ(F30)をベースにしたD3に試乗します。
こちらは320dや先代D3と異なり、直6ディーゼルエンジンを搭載。
ではさっそく試乗インプレを!
●居住性 ★★★★
なんといっても特筆すべきはその乗り心地です!
大径タイヤとは思えない程のまろやかな乗り心地です!
高速の継ぎ目を乗り越える時の衝撃の少なさは、セダンでは最高レベルです。
大きなうねりを乗り越えるシーンでは、まさに路面に吸い付くかんじです。
静粛性はもちろん高いのですが、高速では予想以上に風切り音がしますね。
室内の広さも3シリーズそのものです。
●動力性能 ★★★★★
いや、素晴らしいトルクですね!
今まで試乗してきた車の中では最高クラスです。
ただし、70kg台の数値から予想される程の乱暴さはなく、ちゃんと調教されています。
びっくりするのが、静かさと振動のなさ!
思わず”これディーゼルでしたっけ?”と聞いてしまう程。
しかも高回転まで回すと、ちょっとアストンやランボっぽいスポーティなサウンドを聴かせてくれます!
こんなディーゼル、体感したことないですね。
●ハンドリング ★★★★
実にリニアでスムーズですね。
しっかりとスポーツ走行もこなしてくれます。
●総合評価 ★★★★
実力的には★5つでもよいのですが、
最近は 普通の3シリーズでも結構できがいいので、価格差分だけのプラスアルファがあるかというと悩ましいですね。。
乗り心地やディーゼルエンジンの素晴らしさは間違いなく高評価なのですが、
なんとなくそこまでお金を出さなくても手に入るきがします(LS460の中古とか)。
人と違う車に乗りたい方、サイズは大きくしたくないけど普段は悠々と、たまにスポーティに走りたい方にオススメです。
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BMWER(ビマー) Vol.18 (NEKO MOOK 1950) |
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