画家の葉祥明さんが書かれた 『世界の子どもたちに 今おきていること』 から、統計数値を抜粋いたします。
世界の子ども人口は 22億(2,200,000,000)人。 この内、貧困下で暮らす子どもは 10億(1,000,000,000)人です。
貧困が、子どもの生存を脅かします。 5歳未満で死亡した子どもは、1年間で 1,050万(10,500,000)人です。 これは、フランス・ドイツ・ギリシャ・イタリアの5歳未満の子どもが、ほぼ全員死んだことになるそうです。
そして、深刻な栄養不良にある5歳未満の子どもは 9千万(90,000,000)人。 低体重で身体が弱くて病気にかかりやすい。 いつもお腹をすかせ 考える気力も失くしてします。 その半数は南アジアに住んでいます。
2004年に日本で生まれた子どもの平均余命82歳。 同じ年にザンビアで生まれた子どもの平均余命38歳…
次々と紹介される数値やデータに、驚き、そして胸が締めつけられます。
「子どもの権利条約」。 日本では、1994年4月に批准しています。
◆生きる権利 「生存」 ◆育つ権利 「発達」 ◆守られる権利 「保護」 ◆参加する権利 「参加」 これらが、「子どもの権利条約」 の4つの柱です。
葉さんは、「自分に何ができるのか」 を考えるきっかけになれば…と語ります。 この本の収益の一部はユニセフに寄附されるそうです。
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