三人の子どもが野球を始め、野球への関心が高まった時期。 ある野球マンガを買ってきました。 自分自身が子どもの頃に読んだマンガですが、現在でも褪せぬ魅力があると感じていましたから。 子どもに、とは口実で単に自分が読みたかったのかも?
しかし、購入には少し苦労しました。 何故なら、かなり以前に発行中止になった本だったからです。 古書店にしかありません。 全巻揃えるまで結構な時間が掛かりました。
本の題名は、『キャプテン』 。 そしてその続編にあたる 『プレーボール』 です。 著者は、故 ちばあきお。
野球などのスポーツマンガにありがちな、信じがたいような超人は一切登場しません。 等身大の中学生や高校生が主人公です。 魔球もなければ恋愛シーンもありません (そもそも、女性が殆ど登場しません)。 野球好きの少年たちが、勝利を目指してひたすらに努力していくだけのストーリーです。
加えて、昭和40年代の東京下町の風景が、墨谷中心に描き込まれています。 それは、私たちの当時の生活でもあります。 その懐かしさに惹かれるのでしょう。
子どもたちは、純粋なスポーツ性に惹かれるようです。 過激な表現が多い中で、内容の素朴さに魅力を感じるのでしょう。
スポーツマンガと言えば、我家で人気は 『スラムダンク』 です。 こちらは、知人から全集で貰ったものです。 子どもさんがバスケットをしているような人と、このマンガについて語ると、「あの本は、バスケットをする人間のバイブルだ!」 などと熱い発言も聞きます。 確かに、バスケに縁の無い私も子どもたちも熱心に読んでしまいました。 今でも、一冊を手にしたら、ついつい続きの数巻を読んでしまいます。
マンガの話でした。 素朴な熱心さは大切ですね。 スポーツは真面目に取り組む事に価値があると思います。
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