長く生きていますが、実は、今でも方角が判るのに時間が掛かります。 判らないというか、頭の中で翻訳作業が要るのです。 例えば。 歴史書で、「中近東にある △△川から東に向かって最初の大高原が…」 というような文章を読んだ時。 丁寧にも地図は付いています。 ところが、△△川から 『東』 が、どちらなのかが判らないのです。
ここで、翻訳作業が必要になります。 先ず、頭の中に日本地図を思い浮かべます。 地図の上向きは?。 住まいは北九州。 九州の北に居るから、上が北だ。 そして、九州は西日本になる。 上が北なら西は左。 だから、北を上にすれば、東は左。
さて、信じられないでしょうが、この翻訳作業を経て、ようやく東がどっちなのかを確認するのです。 日常生活で方角を確認するときに必ず行う翻訳です。 昨日も、本を読んでいて、無意識に行いました。 自分でも呆れましたが。
今までずっと、この調子だったから、これからも変わらないでしょう。
無くて七癖、と言われますが、どうも幼稚な癖ほど抜けないようです。
気付いた子供の癖を、自分が行っていることがあります。 親子は似るもの。 とりわけ、変なところは似やすいようですね。
東。 どっちなのか、直ぐ判る?
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