早朝、高江に向かう途中で買った琉球新報を見て驚いた。田中沖縄防衛局長が、辺野古のアセス評価書の年内提出に関して、とんでもない発言をした。(詳しくは上の琉球新報参照) 政府官僚たちの沖縄に対する差別意識がそのまま暴露されたものだろう。
午前10時、高江に着く。住民の会や支援者ら30人ほどが待機していた。皆の話題は防衛局長の暴言のことばかりだ。いつもは作業が始まる午前10時半になっても防衛局の連中は来ない。局長の暴言があったばかりなので、さすがに、今日は作業を遠慮するのだろうと話し合っていたら、午前11時、性懲りもなく連中はやってきた。
さっそく防衛局長の暴言に対する抗議が始まる。しかし、防衛局の職員らは、一言も答えず、「私たちは作業に来たのです。」、「そんなことは局長に聞いてください。」というだけで、いつものように、大声で、「車を動かしてください。」、「作業の妨害はしないでください。」、「座り込みをしないでください。」と、叫び続けた。
それでも、今日は、防衛局職員らはいつもより元気がなかった。そして、いつもは午後3時半か4時までいるのだが、今日は午後3時すぎに早々と引き上げていった。防衛局長の暴言に、馬鹿馬鹿しくてやってられないと思ったのだろうか。
夜、防衛局長更迭のニュースが流れた。(琉球新報号外)