今日(24日)から、辺野古土砂搬出反対連絡協議会の総会、記念講演会等のために奄美大島に行く。
ところが出発直前、また防衛局が本部港(塩川地区)で違法な柵・フェンスを設置し、土砂の海上搬送を行っているという連絡が入った。昨日の県との交渉でも問題になったばかりであり、県も謝罪した上で、「いきすぎたものについては、今後、止めさせていく」と明言したばかりだ。
まさに意地になったかのような防衛局の違法行為は絶対に許されない。
大至急、午後、県庁への抗議行動も決まった。沖縄を離れているので参加できないのが残念だが、できるだけ多くの方が参加していただきたい。
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なお、参考までに、昨日の県との交渉での、港湾課長の謝罪部分を掲載する。
*一昨日、本部港(塩川地区)では、事業者によるいきすぎた安全対策があり、皆さま方にご不安、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
事業者へは、使用者の責任において、損害の発生を防止するために必要な安全管理対策を行うことを、本部町と県との連名で留意事項として付していました。
事業者からは、4月23日、安全対策の申入れがあり、車両通行路の一部を仮設フェンスで囲い、終了時には撤去するという内容の申入れがありました。他の使用者への影響が限定的であることや、最小限の範囲であることから、(県として)提案を理解したところです。
しかし、5月16日、事業者から安全対策の拡大案が示されました。その内容は他の使用者への影響が大きいことから、実施しないよう促していたところです。
そして5月21日に土砂搬出が行われました。
北部土木事務所からは、事業者や関係者に厳重に注意を行っていきます。今後も、港湾諸法令にもとづき適正に対応してまいります。
*事業者へは、初期の段階から、「(荷捌き地使用許可の範囲なので)本部町のほうにお願いします」と伝えていました。
*(あれは安全対策ではない、県民の抗議を止めるためのものだったという指摘に対して)そうです。ちょっとひどすぎます。事前から(事業者に対して)止めてくれと言っていました。
*(今回のフェンス等は)当然、法令にもとづいて本部町が許可するものでした。
*今後、行き過ぎたものについては、本部町とも連携しながら、止めるようにさせていきます。