チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

防衛局、辺野古での作業再開---海保の規制で船もカヌー隊も、全員が拘束されてしまった!(改訂版)

2015年09月12日 | 沖縄日記・辺野古

  9月12日(土)、辺野古では防衛局の作業が再開された。カヌー隊20隻、抗議船5艇で抗議行動を展開した。私は、KさんやYさんと平和丸を担当、カヌー隊のサポートにあたった。

 カヌー隊は辺野古からと瀬嵩からの二手に別れて行動。最初、辺野古付近でフロートの張り出し作業の阻止行動を続けた後、平和丸は大浦湾の施行区域の中に入り、シュワブの浜付近で作業を監視した。海保のボートは10隻以上出ているが、今日は何故か、規制をせずに遠巻きに見守っているだけだ。

 シュワブの浜では大型クレーンでフロートやオイルフェンスを吊り上げ、浜に並べなおしている。引き出しの準備作業だ。しばらくすると防衛局の作業船が沖合のフロートに向ったので、カヌー隊と船団もそちらに向った。 

 作業船は、フロートを引っ張る作業を始めたので、カヌー隊はフロートにしがみついて作業を止める。作業船の回りにもカヌーが集まり、作業に抗議する。船も、作業を阻止するためにフロートにもやいをとった。

 その頃になって、やっと海保が実力行使を始めた。カヌー隊のメンバーを次々と拘束し、ボートに引き上げる。平和丸にも海保の保安官たちが無理やり乗り込んで来た。そして操縦席の船長を追いやり、保安官が船を操船し始めた。いつのまにか、カヌー隊のメンバーらは全員が拘束され、海には空のカヌーが漂っている。平和丸と平和丸3号は、そのまま航路の外から大周りで汀間漁港まで連れていかれてしまった。

(防衛局の作業船(中央の和船)がフロートを引っ張ろうとしているので、船とカヌーが近づき抗議を続けた)。

  (海保はしばらくの間、遠巻きに見守るだけで規制には来なかった。)

(やがて海保がカヌー隊の規制を始めた。カヌー隊のメンバーらを次々に拘束し、ボートに引き上げる。)

 (シュワブのビーチではフロートを釣り上げ、引き出す準備が始まった。)

 (作業を監視するカヌー隊) 

 今日は、夕刻から北谷町の島ぐるみ会議の学習会で講演が予定されているので、その準備もあり、私は昼過ぎに船を降りた。後で聞くと、皆、午後5時頃まで頑張り、フロートの貼り直しを完了させなかったとのこと。本当にご苦労さま! 

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