政府と沖縄県の集中協議が決裂し、作業停止期間は9月9日で終了する。そのため、防衛局の作業開始を阻止するため、10日午前0時から24時間の監視体制を再開することとなった。
9日(水)午後11時、ゲート前で監視体制再開に向けた決起集会が開催された。深夜にもかかわらず100名近い人たちが集まった。各団体の代表が、順次、工事再開を阻止するための決意を述べた。私も、「辺野古ドリーム」(抗議船団)を代表して、マイクを握った。海上行動への思いを語った後、昨日報道された県民投票について私の見解を話した。今、必要なのは県民投票ではない、一刻も早く埋立承認の取消しを表明することだと強調した。
この集会には、先日結成された「シールズ琉球」の若者たちも参加し、テンポの早いラップ調のコールを披露してくれた。若者たちが来てくれると、場が華やいでいい。
深夜の集会は午前1時で終了し、そのまま徹夜の監視体制がスタートした。私は、申し訳ないが休ませてもらう。
10日(木)午前6時からゲート前での早朝行動が再開された。この行動にも100名近くが集まっただろうか。今朝も若い人たちが多く、元気づけられる。
その後、高江に向かった。辺野古の工事が再開されれば、なかなか高江に来ることができなくなるので、住民の会や現地行動連絡会の皆にも会っておきたいと思ったのだ。
N1の座りこみテントで話をしていると、うるま市の島ぐるみ会議の一行60名が大型バスでやってきた。テントは超満員。最近は、各地の島ぐるみ会議が、辺野古に向かう前に高江によってくれるようになったとのこと。このような体制を続けることができれば、防衛局もそう簡単にヘリパッド工事には入れない
北部訓練場近くの山道を散策する。日差しは強いが、もうすっかり秋の雰囲気だ。