12月15日(金)、辺野古に寄った後、本部へ。今朝から本部港で海上搬送のための石材の積込みが始まったという。
午前中は、皆でダンプトラックの前に立ち塞がる阻止行動が行われたそうだが、私が着いた時は、もう台船への積込みが終っていた。
下の写真の左側がランプウェイ台船。午前中はダンプトラックを乗り入れて石材を積み込んだのだが、午後は右側のガット船への積み直し作業が行われていた。本部から辺野古まではかなりの距離があり、ランプウェイ台船は速度が出ないためにガット船に移したのだろう。しかし、大浦湾のK9護岸から陸揚げするには、ガット船からまた台船に積み直さなければならない。海上搬送のメリットは、「作業効率の向上」だというが、実際にはダンプトラックによる搬送よりも手間暇が大幅にかかっている。海上搬送が始まったので、もう抵抗もできないぞと見せつけるためのものでしかない。
ガット船は午後3時、出港していった。明日の早朝、大浦湾に入ってくるだろう。
夕刻、名護で開かれた「欠陥機オスプレイ墜落から1周年 抗議集会」へ。主催者発表で3000人の人たちが集まった。特に、元米兵らのベテランズ・フォー・ピースのアピールには、大きな拍手がわき上がった。
明日(16日・土)は、早朝に石材を積んだ台船が大浦湾に入ってくる。また、海上での阻止行動だ。