今日(3月21日・休)は、午後、うるま市勝連へ。来年度から地対艦ミサイル配備が通告されている陸上自衛隊勝連分屯地前で開かれた、「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」主催の「ミサイル配備反対現地市民説明会」に参加した。
一人でも多くの人たちに参加してもらうために、敢えて「抗議集会」ではなく、「市民説明会」としたという。その効果もあったのか、不便な山中の集会だったが、110名もの人たちが参加した。
主催者が「勝連分屯地の遠隔と現在の問題点」について、日本軍に接収された後、今までの分屯地の経過を説明した。来年度、沖縄島では初めて地対艦ミサイル部隊が配備されるが、さらにその後、勝連分屯地には南西諸島の地対艦ミサイル部隊を統括する「第7地対艦ミサイル連隊(仮称)」が創設される計画だという。
そして私が、保安林違法開発問題について説明した(その際の配布資料を末尾に添付するので参照されたい)。その後、10名ほどの人たちが次々と発言。近くに住んでいる人たちも多く、戦争に反対する切々な思いに胸を打たれた。
私は次のように訴えた。
「基地南東部の南半分はすでに開発されているが、保安林に指定されています。防衛局は森林法に基づき、速やかに森林に原状回復しなければなりません。その場所にミサイルを配備することなど論外です。県内でも、保安林が違法に開発・伐採された事例に対して、県は、10年ほど前の違法開発であっても森林に原状回復させてきました。勝連分屯地でも、県は原状回復を指示しなければなりません。県も立入調査をすると言明しましたが、早急な対応が求められます。」
(ゲート前で開かれた市民説明会)
(右側、銃を抱えて歩哨に立っているのは女性自衛官)
(ミサイル部隊配備に備えて隊庁舎新設工事等が進んでいる)