(照りつける日差しの中、野嵩ゲート前での抗議行動)
今朝(11日)も、連れあいと早朝5時半に那覇を出発、大山ゲートに向かう。まだ、梅雨の真っ最中のはずだが、早朝から強い日差しが照りつけ、肌を焦がす。これから夏に向かうので抗議行動も大変だ。
昨年、オスプレイが来るというので抗議行動が始まった時も、夏の真っ最中だった。もうあれから1年が経ち、2度目の夏がやってきたのだ。まる1年間、週末を除き、毎日の抗議行動が続いている。
(野嵩ゲート)
大山ゲートでの抗議行動を終え、久しぶりに野嵩ゲートにまわった。ここは国道沿いなので、さらに照り返しが強く、つらい。それでも、国道を通りすぎる車から手を振ってくれる人たちも多く、励まされる。
野嵩ゲートには、海兵隊が設置したと思われる、おかしな横断幕が掲げられていた。どうやら、フェンスにはられた抗議の赤テープを、「清掃活動」と称してはがしている一部のグループへの「感謝」の横断幕のようだ。
この横断幕の英文をよく読んでほしい。なんと、vandalism=蛮行と書かれている。フェンスに抗議の赤いテープをはることが、何故、「蛮行」なのか? 女性への暴行を繰り返し、酒に酔ってとんでもない事件を続けている海兵隊員らの行為こそ、「蛮行」なのだ。
そして、横断幕の最後の一文、「よりきれいな環境を一緒に作りましょう」も実に白々しい。日米地位協定では、米軍がいくら土壌や環境を汚染しても、基地の返還時にそれを元通りにする義務はないとされている。その米軍が、「きれいな環境を一緒に作ろう」と言うのだから呆れる。
(大山ゲート)
早朝の大山ゲート、海兵隊員たちがジョギングから戻ってきた。まだ、幼い顔立ちの若者たちだ。