チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

無惨に焼けて崩れ落ちた米軍ヘリ // 北部訓練場メインゲートで米軍ヘリ墜落事故抗議集会 // 午後は世界遺産登録問題学習会

2017年10月15日 | 沖縄日記・辺野古

 10月15日(日)、朝から高江へ。まず、11日に米軍ヘリが墜落した現場に寄った。

 現場に入る道路は警察官らに封鎖されているが、地主のNさん宅のタンクの上に上がらせてもらうと墜落機がよく見える。機体の前半分は、もう見る影もなく崩れてしまっている。今日は日曜日ということもあってか、数人の米兵が近くにいるが、回収作業が行われている様子はない。 

 

 

 

 地主のNさんは、事件の詳細を報道してくださいと、屋上を報道陣に開放されている。

 その後、N1ゲート前の座り込みテントへ。もう工事も終ったのだが、今も、ゲート前には10名ほどの警備員が立ち続けている。防衛局は現在、新たな警備業務を発注しており、来年7月末までこのような警備態勢を続けるようだ。なんという無駄使いだろう。しかも、彼らが立っているところは県道敷。勝手にコーンを置き進入防止柵を設置しているのだが、道路使用承認の手続も行っていない。 

  今日から世界遺産登録の調査のために国際自然保護連合のメンバーらが現地調査にやってくる。

 

 正午から、メインゲート前でヘリ墜落抗議集会が開かれた。選挙の真っ最中の急な呼びかけにもかかわらず、200名ほどの人たちが結集した。 住民の会の伊佐さんから、高江の区長のメッセージが代読され、大きな拍手が沸き上がった。高江区は、完成した6箇所のヘリパッドの使用中止を強く求めている。

 

 

 午後2時からは、平良の農民研修センターで、世界遺産登録問題を考える学習会が開かれた。桜井国俊さん、吉川秀樹さんが講演。やんばるの世界遺産登録は、米軍の北部訓練場が隣接しているため、このままでは登録は難しい。吉川さんは、「米軍に、ヘリパッドの運用中止や訓練の見直しなど、世界遺産登録に協力させなければならない。米軍をテーブルに着かせ、協定などを結ばせることが必要だ」と提起された。

 

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