５月１９日（木）、久しぶりの辺野古海上行動で船に乗った。Kさんと「不屈」を担当、他には「平和丸１号」と、ジュゴンの喰み跡調査をするダイバーたちが「美ら海」で海に出ている。
大浦湾のフロートは、遅々とした作業だったが、辺野古周辺を除いてほとんど撤去された。「不屈」でそのまま、米軍のレジャービーチの辺りまで全速で走っていく。海保もマリンセキュリティも近寄って来ない。やっと大浦湾を自由に走れるようになって、爽快だ。
しかし撤去されたのは海面に浮くフロートだけにすぎない。臨時制限区域の指定は解除されていないし、海底の最大45㌧のコンクリートブロックやブイ等もそのまま残されている。フロートもシュワブから持ち出されてはおらず、基地の中にそのまま積まれている。工事再開となれば、何時でもすぐに引き出せるようになっている。
フロートをユンボで浜に引き上げ、大型クレーンで吊り上げる作業が続いている。現場には近寄らず、沖合で監視した。
辺野古でカヌー隊と合流。カヌー隊の何人かは「平和丸１号」に乗り込み、マイクで海保やマリンセキュリティへの呼びかけを行った。
辺野古にはまだ３重のフロートが残されている。他の箇所はもう撤去したのに、この辺りはカヌーの入口となるので撤去しないのだろう。
下の写真がマリンセキュリティのボート。個人情報の侵害があれほど大きな問題となっているのに、今日も我々の写真を撮り続けていた。
空模様が怪しくなってきたので、午前11時頃、海上行動を終え、汀間漁港に戻った。午後は、糸数慶子さんが、参議院外交防衛委員会でこの間の海上警備業務の問題点を追及されるというので、インターネット中継を見るために急いで帰宅する。（この委員会の模様は改めて報告しよう。）
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夕刻、うるま市で不明となっていた女性が遺体で発見され、元海兵隊員の軍属が逮捕されたというニュースが入ってきた。いったい何回、このような事件が続くのか！ 全ての米軍基地を撤去させない限り、同じような事件は後を絶たない。
この米軍属は嘉手納基地に勤務しているという。明日は金曜日なので、ちょうど嘉手納基地ゲート前での定例抗議行動が予定されている。一人でも多く、嘉手納に集まって、今回の事件への怒りをぶつけよう！
午前７時半 嘉手納基地ゲート前集合（５８号線砂辺）
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