5月22日(月)、早朝に那覇を発ち辺野古へ。午前7時からの海上行動のミーティングに参加する。今日は風邪気味で頭痛があるため、船に乗ることは止め、ゲート前の座り込みに参加した。
その後入った連絡では、海上は強い風が吹き、防衛局も全く作業をしていないという。カヌーと船で少し監視を続けたが、しばらくして海上行動の中止を決めたようだ。
ゲート前では、今日から平和市民連絡会の大型バス運行も始まり、かなりの人たちが集まっている。私もすぐにマイクを渡されたので、先日の防衛省交渉の内容や、K9護岸着工の法的問題点等について説明した。
午前11時半頃、機動隊が動き始めた。やがて工事車両が近づいたのか、座りこんでいる人たちの強制排除が始まった。
あちこちで怒号や悲鳴が沸き上がる。機動隊員らは無表情なまま、座りこんでいる人たちの手足をかかえあげ、歩道に作った「檻」の中に閉じ込めていく。
やがて生コンのミキサー車や石材を積んだダンプトラックの隊列がやってきた。一部の人たちは、規制する警察官らを振り切り、工事車両の前に立ちふさがった。
私は、カメラを持って、ダンプトラックを見てまわった。この間、不正改造車や番号表示のない違法車両が走っているにもかかわらず、警察官らは全く黙認を続けている。今日も、数台の違法車両が確認された。
この抗議行動の中で、今日も不当逮捕があったという。最近の機動隊は、問答無用の強引なやり方が目立つ。