9月25日(金)、今日も午前4時45分に那覇を出発、辺野古に向った。午前7時から海上行動のミーティング。台風21号が沖縄に近づいているため、カヌーも船も今日は海上行動は中止し、台風対策にあたることとする。船長たちは汀間漁港へ。船をロープで固定し、船上の飛びやすいものを片付けた。
それにしても防衛局はやっとフロートやオイルフェンスを張り巡らせたというのに、また引き上げ作業を強いられている。相次ぐ台風のために、海上ボーリング調査は6月30日からストップしたままだ。もう防衛局も、いい加減、嫌になっているのではないか。
台風が通過すれば、防衛局は再度、フロートやオイルフェンスを再設置しようとするだろう。しかし、その頃には翁長知事の埋立承認取消処分が行われる。それ以後は、大浦湾に張り巡らされたフロート類は法的根拠がなくなり、撤去しなければならない。再設置など論外である。
(沖合に現れた海保の巡視船。海保のボートも何隻か収容されたのだろう。)
(シュワブの浜の浮桟橋にはまだ10隻以上の海保のボートが係留されている。これから大慌てで引き上げるのだろう。)
(汀間漁港で船の固定作業)
船の台風対策を終えて、名護署前の抗議行動に参加した。一昨日不当逮捕された韓国の方は、10日間の拘留とされてしまった。お連れ合いの方が、毎日、心配そうに名護署の前に来ておられる。彼は、韓国や台湾、アメリカ等の市民約70人が県内の戦跡や米軍基地などを視察する「平和の海 国際キャンプ」の参加者として来県されていたという。名護署の前でも、同行されていた韓国や台湾の方などの抗議の訴えが続いた。
以前は、逮捕されても1泊か2泊で釈放されていたが、最近になって10日間の拘留とされる事例が続いている。シュワブゲート前の機動隊の過剰警備、そして逮捕者の拘留延長---、辺野古の弾圧体制は新たな局面に入ったようだ。