今日(4月13日・木)は朝から辺野古へ。すぐに、第4ゲート内側や美謝川切替工事現場に行き、状況を確認する。
第4ゲート内部では、今も地盤改良工事が続いている。もう何か月になるだろうか、軟弱地盤の実態は極めて深刻なのだ。
また、第2ゲート向かいの美謝川切替工事現場でも、ボーリング調査が行われている。防衛局への公文書公開請求をしたところ、変更契約にかかる設計図書の一部が開示されたが、昨年12月の第5回設計変更で突然、高圧噴射撹拌工法による地盤改良工を行うとされている。これは、超高圧水+空気+固化剤(セメント)により軟弱地盤を改良する工法で、やはり有毒な六価クロムの発生が危惧されるものだ。
美謝川切替工事は2021年から始まっているのだが、今頃になって突然、地盤改良工事をせざるを得なくなったのだから驚く。当初計画がいかに杜撰であったのかを示している。
まもなく沖縄は梅雨に入る。第4ゲート内部、そして美謝川切替工事の軟弱地盤の改良はますます難しくなっていくだろう。まさに、辺野古新基地建設工事は、海だけではなく、陸上でも泥沼に入ってきた。
(午後は本部塩川港へ。今日も辺野古への土砂海上搬送への抗議行動が続いている。今日は10人近くいたが、いつもは2~3人のことが多い。)
(第4ゲート内部の商用車用ゲート造成工事現場)
(ここでは今も、地盤改良工事が続いている。)
(美謝川切替工事現場の沈砂池。何故、こんなにも水が湧いているのか? 後ろにボーリング調査の機械が置かれている。)
(第4ゲート前での抗議行動)
(メインゲート前の集会で、美謝川切替工事の状況や、県の裁判について説明する。)
昼、名護の「ノーモア軍拡・戦争展」へ。南西諸島をめぐる自衛隊配備の状況が分かりやすく展示されている。16日(日)までなので、是非、ご覧になってください。
名護市立中央図書館1F展示ホール、午前9時~午後7時