10月17日(土)、午前7時半に辺野古着、海上行動のミーティングに参加した。しかし今日も台風の影響で波が高く、海上行動は中止となった。
午前中は、釣り人たちのグループが汀間漁港の清掃活動をするというので、船長やカヌー隊のメンバーらもお手伝いすることとなった。いつもお世話になっている漁港ということもあり、大勢が参加してくれた。1時間ほどで港はすっかり綺麗になった。
午後は、シュワブ基地ゲート前での抗議行動に参加した。今日も、各地から島ぐるみ会議のバスで来てくれた人たちや、本土からの団体客でゲート前はいっぱいだ。私も、司会のSさんに指名され、昨日の防衛局長への抗議の申入れについて報告した。
(シュワブ基地ゲート前のデモ)
翁長知事が埋立承認を取消した今、防衛局は新基地建設事業に係るいっさいの作業をすることができない。そして、大浦湾に張り巡らされたフロートや海底のコンクリートブロックを撤去しなければならない。
それだけではない。防衛局は昨年、沖縄総合事務局から、シュワブ基地のゲート前の山形鉄板やフェンス等の道路占用許可を得た。これは、抗議する県民する県民をゲート前に近づけないためのものだが、占用申請の理由は「工事車両の通行に伴う路面保護、ダンプトラックに付着した泥落としのため」というものであった。埋立承認が取り消されたのだから、この占用許可はすでに意味のないものとなっている。沖縄総合事務局は速やかに許可を取り消し、国道を元の状態に戻して県民に開放しなければならない。
さらに、日米合同委員会が昨年6月20日付で決めた大浦湾の臨時制限区域もその根拠が無くなった。この臨時制限区域は、日米地位協定2条4項(a)に基づく日米の共同使用地だが、その主な用途は「普天間飛行場代替施設の建設」とされている。知事が埋立承認を取消した今、日米両政府はただちにこの臨時制限区域を解除し、大浦湾を県民に戻さなければならないのだ。