1月16日(水)、小野寺防衛大臣が県庁に来るというので、抗議行動が取り組まれた。
この間、日本政府は、昨秋のオスプレイの強行配備、辺野古アセス評価書提出だけではなく、安倍首相の訪米前の辺野古の埋立申請提出の動き、嘉手納基地へのCV22オスプレイやF22ステルス戦闘機配備表明、さらには、下地島への航空自衛隊F15戦闘機配備の動き等、沖縄の基地強化への露骨な動きを続けている。このままでは、沖縄は、もうどうなってしまうのかと、心配でならない。
抗議行動には、150人ほどが集まったが、いつもように県庁外の道路に並び、全速力で通り過ぎる大臣の車にシュプレヒコールをあげるだけではむなしいと思い、何人かに声をかけて県庁内のロビーで大臣を待ち構えることにした。
1時半頃、大勢のSPらに護衛されて大臣が県庁に到着。すぐ目の前を歩いてくるので、布のプラカードをかざし、大声で、「辺野古の海を埋めるな!」、「オスプレイを撤去しろ!」と叫び続けた。公安警察や県の職員らに排除されるかと思ったが、彼らは、阻止線を張っているだけで、規制されることはなかった。
大臣は30分ほどして戻ってきたので、今度は、ロビー内から外で車に乗り込もうとするところまでついて行き、抗議の声をあげ続けた。
大臣につきつけた布製のプラカード。たたんで小さなカバンに入るのでこんな時には便利だ。つれあいが、毎日の大山ゲートでの抗議行動でいくつも作っている。今日も、30分ほどで作ってくれた。
県庁ロビーには、県内の高校生たちの作品が掲示されていた。ロビーを入ると、真っ正面の壁には、沖縄尚学高校書道部の、「沖縄を返せ」の大きな書が掲げられている。防衛大臣は、県庁に入ってすぐ、この作品を見上げたにちがいない。少しは、何かを感じただろうか?
**************
16日(水)の朝も、午前5時半に家を出て、大山ゲートでの抗議行動に参加した。今日で66日目の行動だ。