今、県庁ロビーで、「復帰40周年記念沖縄県高等学校フォトコンテスト」の受賞作品が展示されている。金賞は、浦添工業高校写真部のHさんの「Noオスプレイ」。あの、去年9月30日の野蒿ゲート封鎖が解除された際の写真だ。
オスプレイの強行配備、そして機動隊による封鎖解除の実力行使に怒る人々の表情が実に見事にとらえられている。
Hさんからは以前、連絡があり、会ったことがある。私の写っている写真をコンテストに出したいと諒解を求められた。もちろん、OKをしたのだが、その写真が受賞してこんなに嬉しいことはない(別のコンテストに出した組写真も入賞したそうだ)。
Hさんとは、その後、年末の「うまんちゅ大行動」でも会った。若い高校生が、基地問題に熱心に取り組んでいるのだから頼もしい。
・沖縄復帰40年 高校生のレンズに映る「今」(朝日新聞 2012.12.31)
・16歳が見たオスプレイ配備 緊迫の普天間 写した2千枚(朝日新聞 2012.10.15)
また、ロビーでは、高校生国際文化交流派遣団壮行展示会も開催されており、「沖縄を返せ」の大きな書も展示されている。16日、県庁に来た小野寺防衛大臣は、ロビーに入り、この書の前に立ったのだが、少しは何か感じただろうか?