なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

失言

2007年02月06日 | 
って言葉、面白いというか、なんなんだろう?
 あっしは政治家にだけはなれそうもない、と思うのは、「失言の応酬」をやっちまうに間違いないから。
 という訳で、毎日新聞が(多分)中心になってやってる(んだろう)、民法改正キャンペーン「民法第772条2項」について、このあまりにも人をバカにした内容の法律をどうにかしてくれ~~、とやってて、かの柳沢さんは「調べる」と言ったばかりだったんだぞ!!それなのに。
 計ったようにこの「失言」をギャアギャア叩いて、そのうちにこの話は雲散霧消しかけている。

 毎日新聞さんよ、この話をなしにしたら、許さんぞ!!始めたキャンペーンは最後まできちんとやってくださいな。
 
 この「実子」なるものについての取り決めの異常さは、1998年発行(だから、既に10年近く前じゃない)の清水ちなみ&OL委員会著「大離婚」の中で、清水ちなみさんがとっくの昔に指摘されていたことだった。彼女の言葉を引用すると、この「実子」なるものの条項は、セックスしなくちゃ子供は原則としては生まれるはずがない、ということを踏まえると「民法におけるSEXは『夫と妻の間で婚姻届けと同時に始まり、離婚後2週間くらいまで続く」と言い換えられるわけよ。本当、誰が思い付いたんだろうか?キモチワリイ。
 こういう発想に基づいた民法がある限り、少子化は止まりません。
 だからさ、柳沢さん、せめて、生まれる子供が不利益を絶対に被ることがないような、子供のためになる民法に改正する、努力をしてくださいな。今の民法って「男のためにある」としか思えない内容だらけだもんな、バカにしやがって。
 野党の皆様なんかも、ひょっとして、もしかして、こういう民法改正が嫌だから、わざと「失言問題」に押し込めようとしてるんじゃないの?かんぐっちゃうよ。あ~あ。
コメント
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