なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

襲撃事件

2008年12月01日 | 
について、マスコミが調べ上げてますな。色々考えてしまう。
 被害に遭われたご家庭と、加害者側の家庭。なんだか、全然接点がないな、と思ったり。
 年金や税制度に使われてる(らしい)標準的な家庭、が何に由来しているのか、現実からかけ離れてるよと思ってかねがね不思議でしょうがなかったんだが。厚生省の人間が被害に遭う形になったから、厚生省のお役人の「家庭」というものの外見(まあ、あくまでマスコミ経由ですけどね)の1パターンが見えてしまったような気がするのね、今回。なんだか、絵に描いた様に「標準家庭」そのものだなあ、と思って。働くお父さん(多分激務)+良妻賢母のお母さん+子供っていう。

 人間は自分の属する社会から逃げられないものだな、と最近よく思う。思考とか、それに基づく判断とか、どうしたって、過去および現在の自分の状況に基づいて行うしかないもんね。全く違う世界に目が行くかなあ?厚生省なんだから、日本のいろんな状況を考えなくちゃ、と思ったって、そもそも自分がこういう家庭で暮らしていれば、日本のあらゆる家庭の形だとか状況だとか、自分の問題に引き寄せて考えるってのは基本的に無理じゃなかろうか。で、そういう人物に牛耳られて年金とかの制度が作成されたのかなあ・・・・・、なんか、しょうがないよな。
コメント
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