なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

おとうろう祭り

2016年04月24日 | 
へ。目的は飴細工屋さん。今年こそは一番高い奴を頼もう、と。

 出てるとすればここなんだよなあ~~、という場所(神社の境内の隅)に行ってみたら、おおいましたいました去年はいなかったような気がするので、大変嬉しい。

 この手の露店の面白いとこは、人がなかなか寄り付かないんだけど、誰かが声をかけてやり取りしてると、いつの間にか人だかりができる。で、次から次へと注文が続く、ことが多いのだ。行ってみたら案の定寄り付かない状態になってる。ということで、一番高い「ペガサス」を注文。飴の固まりをこねつつ和ばさみ一つでちゃっちゃと形を切り出して作っちゃう、いつもながら大感心するのである。すごいよねえ、1分足らずで出来上がり!なんだもの。

 そしたらやっぱり人だかりが。で、「じゃあ、これを作ってくださ~い」と注文が続く。しめしめ。飴細工って、やる人がどんどん減っちゃってるらしいので、毎年、今回は大丈夫だろうか、と不安になりつつ通っている。なるべく色んな人が注文して、こういう芸が途絶えないようにしてほしいんです。

 今年はしかし、もう一つのお楽しみであるところの、「お好みの七味とんがらしを混ぜて作成してくれる露店」はなかった。残念だ~~!!

 で、本日は「梯子登りの芸」も見物。最近畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズに凝っているんだけど、この本を読んでいるとこういう梯子芸の成り立ちも何となく分かる。江戸の町はほぼ平屋ばかりだから、ああやって梯子を立てて登って調べれば、簡単に火事の状況を知ることができたんでしょう。でもね、ただ梯子に登って見るだけじゃ面白くない、というのは江戸っ子ならすぐ思いつきそう。で、ああいう芸が発展したんでしょうね。結構ドキドキして、スリリングで面白かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする