なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

今回

2021年02月11日 | 

の件、日本のスポーツ界のいや~~~~~な部分がもろに出たなあと感じている。男尊女卑、というよりむしろ、「上下関係」よ。山下さんの柔道なんか、男尊女卑が元々ひどかった(だから大問題が起きた)だけじゃなくて、多分上下関係もすさまじいんじゃないかと思う。上の学年ってだけで先輩風吹かす奴、日本にはめちゃ多いじゃない。同じ大学とかだけで、エラソーにする奴。今は知りませんけど、一応出身校の東京農工大学馬術部なんかさ、JRAに結構人を送り込んでて、そのじいさんどもが馬術部に来る、新人がお酒のお酌をして回る、なんてのが慣例になってたそうな。それ聞いてぞわ~~~~っとして、馬術部なんか行くもんかと思って。正解でした。

 あとねえ、スポーツにつきものになってる「勝ち負け」問題。スポーツやると、なんか当たり前のように「大会だ、試合だ勝つんだ」になるのは、なぜなんだろう?別に大会に出なくたっていいじゃん、というスタンスでは運動部にいられないんだよ。足を引っ張るんじゃないよ、とやられてさ。

 女性はねえ、そもそもあんまり「勝負がどうこう」というのと相性が悪いと思っている。中学の運動部の体験はほぼ思い出したくないんだけど、嫌だったなあ、ユニフォーム。こんなのあつらえて試合ったって、どーせ市内予選1回戦勝てるかどうかじゃん、金がもったいない、と、その頃から思ってたから。

 そうなんだ、トーナメント、例えば部員が減ってるとかいう高校野球だってなんだって、結局県大会(?)の1回戦で、既に全国の野球部の半数が消滅。敗者復活(ってあるの?)でも、その1回戦で負けたらオシマイ。2回戦で全国の3/4が消滅、を繰り返すわけで。ほとんどの学校がそんな1回戦をやるために練習したり、ユニフォームを作ったりなんだりするわけで。なんか、むなしい・・・・・。と思うのは、自分だけ?

 高校では、体育系の部活に嫌気がさしてて、音楽系に行った。マンドリン部。マンドリン部のいいところは、「コンクールがない」点。そう、吹奏楽や合唱だと「コンクール」という勝ち負けのために練習させられるんだ。この件はもっと嫌なことが起きていたな。常に常連校が勝つ。審査員がそういう風に判断するから。審査する側に「審査するだけの力量」があったかが不明瞭でねえ。能力ない奴が忖度して常連校を勝たせてたんじゃないかと。

 マンドリン部には、「マンドリンクラブの集い」という、学外発表の場があった。在学中、その発表会を「コンクール形式にするか否か」という話が出たんだけど、ものすごい拒否反応で(参加校全てで嫌だ、という意見が大半だったと思う)ぽしゃりました。とはいえ、他の学校の同じクラブに演奏を聴いてもらうわけだから、練習に手抜きはなかったと記憶している。多分マンドリン部に集まった部員の人達は、吹奏楽とかで嫌な思いをした人が多かったんじゃないかしらね。ちっとも「音楽=音を楽しむ」にならないじゃないか、というね。
 スポーツも、勝ち負け、そればっかり、になると、ぜーんぜん楽しくない。それが楽しい、という人も時々いて(その辺は趣味の問題でしょう)&運がいい(ケガしないとか、金が続くとか、そのスポーツを続けられる場所が近くにあり続けたとか)&しかもめちゃ上手かった、という中で更に選抜されて金メダルなんでしょうけど。男は勝負事って元から好きな人が多いけどね、女は、別に、という人の方が多いんじゃないかな。スポーツのセンスがめっちゃある人を、学生の頃時々見かけていたけど、そういう人が、じゃあ、なにかの競技にはまって頑張りました、というの、あまり見たことないんですよ。一人ぐらいかなあ。

 でね、話は戻るけど、女性に役員とかをお願いできる人材がいない、といわれてるようですけど、競技引退後もそのスポーツの狭~~~~~い関係の中にどぷっと浸かって、ぐだぐだ上下関係の中で出世がどうこう、みたいな事(スポーツ団体って、結局は政治団体です。日馬連を見てると、つくづくそう思う)に魅力を感じて張り切って仕事する、なんて人、いないと思うから。オトコには多そうですけどね。

 思い出すのはむかーしの埼玉県馬連の総会。会員が1年で1/3も減少したのはなぜですか?と聞いたら、会長のオジサンに逆切れされましたっけ。「こっちも忙しい中でやってるんだ」みたいなことを言ってたなあ。まるで雪印の社長。ひょっとして、こういう人に目をつけられると、後が大変なのかあ、とその後気づいたんですけどね。そうなんだよ、こういう競技団体の上の奴に下手に意見なんかすると、その後が怖い。くわばらくわばら、となってる人、どこの競技団体にも多いんと違いますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森さん

2021年02月11日 | 

てホントーに「失言大魔王」だなあ・・・・・ ま、今回に始まった事じゃない。未だにムカついてるのは、浅田真央選手についての発言。男子選手が同じ状況だったら、ああいう事を言ったかどうか?

 多分ね、家で奥さん等々かしづかせてきてるんでしょうね、ずう~~~っと。頭の芯の芯まで「女は男に従うもんだ」ってなってて、UPDATEできてないってわけだ。PCなら強制終了&再起動でどうにかできますけど、人間はなあ・・・・。

 この件について、一連のおじさん達の発言を読んでいると、昔々、当時の雪印の社長が「私も寝てないんだ!」とやって、エライことになった、のを思い出すんです。今だったら、大炎上じゃ済まない、不買運動くらい簡単に立ち上がっちゃって、当時の10~100倍くらいの大トラブルに発展してた可能性が高い。で、「大トラブルになったから、謝ります」というのがさ、また、人の神経を逆なでするんだよね。あーあ。トラブルにならないけりゃ、別に謝るつもりなんかなかったべ、という事でね。

 一方、結局、要するにみんなオリンピックなんかやりたくないんだろうな、と。やりたい人が多ければ、こんなに大合唱にならなかった可能性もある。いついつまでも強硬なIOCのせいで日本沈没になっても、IOCがケツ拭いてくれるわけない、ってことも誰もがとっくに理解している。

 テニスの全豪オープンですが、たった1競技なのに、大変な事態になっていた。選手&関係者の隔離、にもかかわらず陽性者の発生、更に隔離、その間の現地報道は、完全に選手を悪者扱い、と。そりゃそうで、オーストラリアは半年ロックダウンという強硬策で感染者を封じ込めた、その対策のせいでオーストラリア人であるにもかかわらず、海外から帰国できてない人も多いと聞く。それなのに、無理やり入国した挙句病気撒き散らしやがって!となるのは、むしろ当然の反応だと思う。テニスに興味関心のない人なら、ますますそうなりますよね。オリンピックの競技数を考えたら、もう、気が遠くなります・・・・・。道具の持ち込みだって凄い量になるし。それ全部消毒すんの?馬なんか、どーすんの?

 あとさー、遠藤良宏。聖火ランナーなんか、辞退しろよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする