なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

KYT一日研修会

2007年11月07日 | 仕事
に参加。主催は入間労働基準協会。予想通り、なかなか面白かった。
 KYTって何のこと?K=kiken,Y=yochi,T=training,とゆー和製英語?の略らしい。最近KYといえば、「空気を読めない」だというけどね。さすがにこいつは広辞苑には載らないんじゃないか?KYTは載るのかなあ?こちらに詳細が書かれていますけど。製造業とかでは極めて重要な危険防止対策運動の一つではないか。

 あっしがなんとなくこれってKYT?って思ってたのは「指差し確認!」って奴。よく駅員さんがやってますね、あれ。けど、正確な名前が違ってた。正しくは指差呼称(しさこしょう)っていうんだって。全員で同じ事を喋って確認するのが「指差唱和」。今回は、参加者でグループを作って、ある危なっかしい状況を描いているプリントをテーマに、そこに現れている危険を皆で指摘しあって、指差唱和を作成してその危険を防止する、という所までを実践してみたわけ。かねてより、どーしてこう、医療事故が多いのか、なぜなくならんのか、不思議に思ってたんだけど、その理由をある程度つかめたような。あと、他業種の方とあれこれ話すチャンスって実は多くないので、大層勉強になりました。こういう時、あっしはトリビア人間になっちゃうのだ。今回も「台車って押して使うものなんですかあ。へえ~~」とか簡単に感心してしまう。製造業であれこれ機械等々扱いなれてる方からすると、アホかー、って感じなんだろうけどね。いいじゃんねえ。

 ただし、この指差呼称、どうにも男っぽいんだよなー。使われる言葉もやや攻撃的できつい。「基本実践で0災ヨシっていうのがねえ、違和感あるんだよなー。ずうっと男ばかりの仕事場で実践されてた弱みを感じる。そのままでは、とても医療や保育・介護の職場に持ち込めない。大声出して、こんなことをこういうタイプの職場でやったら、患者さん仰天の巻、になりそうで。言葉を変えないとなあ、大声も必要ないのでは、と感じつつ、終了。大体、本日も、女の参加者はあっし一人だったしなあ。日本ではまだまだ、女の作業者が少ない、ということか。

 帰宅して今日の新聞を読んでみたら、技能五輪の特集が出てた。アビリンピックだって、製造部門で女の方が代表なんだぜ、もうちっと考えて一ひねり欲しいものだ、こういう活動にも、とつらつら考える。そこへ電話あり。その内容は次。

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