安田庭園の歴史
江戸時代 本庄氏(常陸笠間藩、のち丹後宮津藩)の下屋敷
元禄年間 本庄宗資により大名庭園として築造
安政年間に、隅田川の水を引いた潮入回遊庭園として整備された。
明治に入り、旧岡山藩主池田章政の邸宅となる。
明治22年、安田財閥の祖である安田善次郎が所有
大正11年、安田善次郎の遺志にもとづき東京市に寄贈
大正12年、関東大震災によりほとんど旧態を失う
昭和2年 東京市により復元され市民の庭園として開園
昭和42年、東京都から墨田区に移管され、現在は墨田区が管理する。
ドーム屋根は両国公会堂
大正15年(1926)森山松之助設計の鉄筋コンクリート造4階建
円形ホールを中心にした劇場建築物ですが、現在は老朽化のため使用停止?
駅の反対側には、やはりドーム屋根の歴史ある日大講堂(日本大学講堂)がありました。
式典で一度、競技会で二度、中に入ったことがありましたが、今はもうないです。
安田庭園には用事のついでにちょいと寄り道してみました。 静かな庭園
誰もいないのかな? と歩いていたらベンチは満席。
絵を描いているでもなく、おしゃべりをしているでもなく、写真を撮っているでもなく、何かを飲んだり食べたりしているわけでもなく・・・前を通過するときには思わず会釈をしてしまうくらい、ただ座っているだけの、静かな人たちがいました。
作業中の庭師の方に、ベンチに人・・・座っていますよね?
な~んて聞いちゃおうかと思ったけれどやめといた。
そりゃそう!ホラーの読みすぎだってわかっているから
特に目的はなく そこに庭園があるのを知っていたから 泣き出しそうな空を見あげて・・・もうちょっとだけ待っててね。
駅に着いたら降ってもいいからね。
ちょいと ぶら~り